【腰痛にならない姿勢とは?】腰痛になりやすい姿勢を徹底解説!

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。
みなさんは腰痛に悩まれたことはありますか?
腰痛の種類には筋性の腰痛や分離症や脊椎ヘルニア、脊髄狭窄症などたくさんの種類があります。
治療をしていく際は、それらの腰痛の種類を見極めながら治療を進めていきます。
そして、それらの腰痛は姿勢が深く関わっていることが多くあります。
今回はそんな【腰痛と姿勢】について詳しく解説していきます。
腰痛になりやすい姿勢とは?
姿勢には大きく分けて3つの種類があります。
- 猫背
- 反り腰
- スウェイバック
これらの3つの姿勢では同じ腰痛でも原因やなりやすい腰痛の種類に違いがあります。
今回はこれらの姿勢がどのように、腰痛に繋がるのかをお伝えしていきます。
こちらの姿勢に関しての詳しい解説は、1番下の画像にあるURLから見ていただけます。

猫背
これは多くの方がご存知の姿勢で、不良姿勢の中では特に有名な姿勢かと思います。
この猫背で腰痛になってしまう理由は、背中の背骨の動きが悪くなってしまうことが原因だと考えられます。
猫背の主な特徴として背中が丸まってしまい、背中の背骨の動きが悪くなってしまうことが挙げられます。
この背骨は、一つ一つの動きは小さく、大きな動きにはなりませんが、たくさんの背骨が小さく動くことによって大きな動きを作り出しています。
そのため、どこか一つの動きが悪くなってしまうと、そのほかの背骨に負担が偏ってしまう状態になってしまいます。
猫背ではそれが背中の背骨の動きが悪くなり、腰の背骨に負担が偏ってしまいます。
それにより、腰が負担に耐えられなくなると腰痛という形で痛みが出てきてしまいます。
反り腰
この反り腰も悩まれている方が多い不良姿勢です。
反り腰では日常生活から常に、腰が過度に反りすぎてしまい、腰に負担がかかっている状態です。
反り腰の特徴としては、骨盤が過度に前に傾いてしまっていることです。
骨盤が過度に前に傾いてしまうと、骨盤の上にある背骨が連動して過度に反ってしまうため、反り腰となってしまいます。
人間の背骨は上からの重力に耐えられるように、軽いS字カーブを描いています。
しかし、反り腰になってしまうと負担が腰に集中してしまい腰痛へと繋がってしまいます。
またこの反り腰の方は、動作を行う際も腰から動き始めることが多く、背中や股関節の動きも少なくなっている方がとても多いです。
それによって普段の動作の中でも、腰をよく使うようになり腰痛になるリスクがとても高くなってしまいます。
スウェイバック
このスウェイバック姿勢では、「猫背」「反り腰」この両方の原因が合わさって腰痛になってしまいます。
この姿勢はあまり馴染みのない言葉かと思います。
しかし、実際はこのスウェイバック姿勢の方はとても多くいらっしゃいます。
間違われやすい姿勢としては「反り腰」と間違われることが多いです。
このスウェイバック姿勢の特徴として、骨盤が前に突き出ているような形になってしまっています。
反り腰との違いは、反り腰では骨盤が前に傾き、腰の背骨が過度に反ってしまっています。
しかし、スウェイバック姿勢は骨盤の傾きは正常ですが、骨盤が前に突出したような形になってしまうため、腰を反ってしまっているように見えてしまいます。
また骨盤が前に出てしまうことによって、身体はバランスを取ろうと、背中を後ろに引くようになります。
それによって背中が丸くなってしまい、猫背になってしまうことも特徴の一つです。
この姿勢は反り腰にはなりませんが、骨盤が前に出てしまうため、骨盤と背骨を繋ぐ部分の負担が大きくなってしまいます。
そのため、負担が偏ってしまい腰痛となってしまいます。
また猫背にもなるので背中の背骨の動きが悪くなってしまい、猫背と同じような理由でも腰痛になってしまいます。
腰痛をなくすためには?
では腰痛をなくすためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか?
腰痛の原因は様々ですが、多くの方に当てはまる改善方法を解説させていただきます。
可動域改善
多くの腰痛は可動域が狭くなっていることで起こります。
そして、多くの姿勢不良に共通することは「可動域の制限」です。
背中の背骨や股関節の可動域が制限されることによって、本来動きの少ない腰が動かなくてはいけなくなり、それが原因で腰痛になってしまいます。
可動域を広げていくためには日頃からケアやエクササイズをして、背骨を動かしていくことが重要になります。
可動域の拡大のためには、週に1回整骨院などで1時間やってもらうよりも、毎日5分でもいいので自分でケアをするほうが効果的です。
姿勢や可動域の悪さは、長年の私生活での姿勢の崩れが積み重なってできたものです。
そのため、週に1回の整骨院よりも毎日のちょっとしたケアがとても重要になってきます。
早く姿勢を直したい方は整骨院などに行って、プロに見てもらい、自分に必要なエクササイズをしっかり組んでもらいましょう。
腹圧を入れる
腰痛の原因の中でも腹圧が原因で、痛めている方を多くみます。
腹圧とは、お腹にかかる圧のことを言います。
腹筋や横隔膜などで構成されており、この腹圧が高まることで腰痛の予防や姿勢の保持などができるようになっています。
この腹圧はコルセットと同じような役割を果たしており、腰が痛い時などにコルセットを巻くのは腹圧をかけるために行われます。
ぎっくり腰になりやすい方は特に、この腹圧が弱くなっていることが多いです。
腹圧がかかることで背骨や骨盤の安定性が高まり、立ち上がりなどの動作がスムーズに行うことができます。
腹圧を鍛えるためには、一度腹式呼吸をして見るのが良いかと思います。
息を大きく吸ってお腹を膨らませる、その後、大きく吐いて限界まで息を吐き切る。
この時にお腹に力が入っている感覚があれば、それが腹圧がかかっている状態です。
簡単にできるのでぜひやってみてください。
トレーニング
トレーニングのように重たい重りを持つことは腹圧をかける練習にもなります。
またぎっくり腰のような腰痛は自分の許容範囲を超えた力が腰に加わって起こってしまうため、普段から身体を鍛えて許容範囲を広げておくことも、腰痛の予防には効果的です。
またトレーニングをして、身体を継続的に動かしていると関節の可動域も拡くなるため、その点でも腰痛の予防となります。
最近はパーソナルトレーナーも整体の先生ぐらい、身体のケアについて詳しくなっています。
姿勢が悪くて悩んでいる方やトレーニングを始めたいけど怪我しそうで怖いなと思っている方は、ぜひ一度、整体院やパーソナルトレーニングジムに行くことをお勧めします。
カラダの説明書では整骨院勤務経験のある、パーソナルトレーナーが、お客様一人ひとりに合ったプランを提供させていただきます。
お身体でお悩みの方はぜひご連絡ください。
最後に
何度もお伝えしましたが、腰痛になる原因は様々です。
あくまで姿勢は腰痛の原因の一つに過ぎません。
腰が痛いからといって「姿勢が悪いからそれのせいだ」と判断せず、一度しっかりと身体のプロに診てもらうことをおすすめします。
ご自身で判断されて悪化してしまうということも考えられるので、しっかり腰痛などの症状がある場合は一度受診してみましょう。
中には足の痺れや足に力が入らなくなるなど、重症化してしまうものもあります。
もし今、腰の痛みが気になる方はぜひ一度カラダの説明書にご来院ください。
カラダの説明書ではお身体の治療はもちろん、トレーニングにも対応しております。
腰痛でお悩みの方はお気軽にご連絡ください。

