G-PVZDF61VZF 【姿勢が悪いと肩が凝る理由とは!?】姿勢だけが原因じゃないかも? - カラダの説明書

【姿勢が悪いと肩が凝る理由とは!?】姿勢だけが原因じゃないかも?

謙介春藤

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。

現代の日本で1番と言っていいほど、悩んでいる方が多い症状の一つに【肩こり】があります。

その原因としてよく言われるのは「猫背」や「巻き肩」などの姿勢不良です。

ではなぜ姿勢が悪いと肩こりなどの症状が出てくるのでしょうか?

今回はそんな【姿勢と肩こり】について記事を書いていきます。

この記事を読んで少しでも肩こりで悩んでいる方の助けになれれば幸いです。

肩こりになる理由とは?

肩こりになる要因はたくさんあります。

その一つに「姿勢不良」が挙げられます。

では姿勢不良がどのような理由で肩こりに繋がるのでしょうか?

筋疲労

筋肉は力が入った状態が続くと、血流が悪くなり、疲労物質や疼痛物質と呼ばれる痛みを発する物質が溜まってしまいます。

それが肩こりや腰痛などの原因となってしまいます。

人間の頭はとても重たく、体重の約10%の重さがあると言われています。

そして、その頭を支えるために首や肩周りの筋肉が使われています。

ここで想像していただきたいのが、重いものを持つときに身体の中心から離して持つのと、中心に近いところで持つのではどちらが軽く感じるでしょうか?

おそらく後者だと思います。

人間の身体も同じで、体重の約10%を占める重い頭は、身体の中心に近い位置にります。

そうすることによって筋肉の疲労を軽減させ、長時間同じ姿勢が続いても問題が起こらないようにしています。

しかし、現代では携帯やパソコンなど下を向くことが多くなり、それによって頭が前に出てしまいます。

そうなると首や肩の筋肉は、体重の約10%(70kgの人だと7kg)の重さを支えていることになります。

それによって筋肉の緊張が続き、肩こりや腰痛などの原因となります。

神経圧迫

筋肉の間にはたくさんの神経が通っています。

前述したように頭は前に出てしまうことで、肩や首周りの筋肉が常に緊張した状態になります。

それにより、筋肉の間を通る神経は圧迫されてしまい、痛みや痺れなどの原因になってしまいます。

しかし、これは首や肩周りに限った話ではありません。

デスクワークや事務作業などをしていると、肘から先の筋肉をよく使うかと思います。

その状態で長時間、作業を続けると肘から先の筋肉の緊張も強くなります。

そうなると、肘から先の筋肉の間を通る神経は圧迫され、筋肉に引っ張られるような形になります。

肘から先の引っ張られた神経の根本は首から出ているため、肘から先の筋肉の緊張によっても、肩こりや首こりになることがあります。

どのように予防するのか?

姿勢が原因で肩こりや首こりになるのがわかっても、長時間のデスクワークや事務作業は変えられないと思います。

ではどのように肩こりや首こりを予防すれば良いのでしょうか?

次からは「肩こり」予防方法についてお話していきます。

長時間、同じ姿勢を続けない

姿勢改善をすることももちろん大事です。

しかし、肩こりや首こりの原因の多くは長時間、同じ姿勢で動かないことです。

長時間、同じ姿勢をしていると筋肉が動かない時間が多くなり、筋肉が固まってしまいます。

それにより血流や神経の圧迫にも繋がります。

少しだけで良いので

  • 立ち上がる
  • 伸びをする
  • 胸を開く

などの動きを取り入れて、長時間同じ姿勢が続かないようにしていきましょう

入浴

肩こりの原因には様々な要因が絡んできます。

そんな肩こりの原因の多くに効果があるのが「入浴」です。

入浴には血流改善やリラックス効果、筋肉の緊張除去などの効果があります。

筋肉は長時間同じ姿勢をとるによって緊張が強くなりますが、精神的なストレスや疲労などによっても起こります。

そのため、重要な会議が続いたときや仕事が溜まっているときなど、心身がリラックスできていない状態は肩こりを引き起こす原因となってしまいます。

そのため、お風呂などで入浴してリラックスすることは肩こりの予防としてはとても効果的です。

姿勢矯正グッズを使う

最近では姿勢を矯正するための道具がたくさんあります。

そして、肩こりの原因として姿勢が崩れてしまい、頭が前に出てしまうことが挙げられます。

この姿勢矯正の道具を使う方法は、その姿勢を正して、頭を適切な位置に戻すことで肩こりになりにくくします。

ただ、この方法はあまりおすすめしません。

姿勢矯正の道具を使ってしまうと、自分の力で姿勢を保持していないため、本来の姿勢保持に働く筋肉が弱くなってしまいます。

そのため、姿勢矯正の道具を手放せなくなってしまいます。

姿勢矯正の道具はなるべく使わず、肩こりや腰痛などの痛みがとても強い時だけにしておきましょう。

最後に

肩こりや腰痛は、全て姿勢が悪いように言われていますが、そんなことはありません。

姿勢不良とは原因の一つであって、他にも肩こりや腰痛となる原因はたくさんあります。

今現状で肩こりや腰痛に悩まれている方は、姿勢だけに捉われず、他の原因も探ってみましょう。

カラダの説明書では、細かく評価していきお客様一人ひとりに合ったプランを提供させていただきます。

もし肩こりや姿勢不良でお悩みの方はご相談ください。

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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