【8割が間違えてる】筋肉を大きくすると動きが鈍くなると思ってませんか?

こんにちは!
大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。
今回は、スポーツ選手はもちろん一般の方にも重要な【筋肥大】について解説していきます。
トレーニングは
- 筋肥大:筋肉の細胞が成長、増加し筋肉量が増える現象
- 筋力アップ:使われる筋繊維を増やし今ある筋肉を効率的に動かせるようにすること
- 筋持久力:筋肉を繰り返し動かし続けれる能力
など一概にトレーニングといっても目的は一つではありません。
今回の記事ではスポーツをしない一般の方にも重要な要素になってくる【筋肥大】について解説してきます。
筋肥大のメリットは?
筋肥大と聞くと筋肉を大きくしているだけで役に立たないように感じるかもしれません。
よく聞く言葉としては「見せ筋」という言葉があります。
意味は見せかけの筋肉で使えない筋肉という意味です。
はっきり言います。
「見せ筋」はありません。その理由をこれから解説していきます。
筋力が上がる
筋力は簡単にいうと「筋肉がどれくらい大きいか」によって決まります。
そのためボディビルダーのような大きな筋肉がついている人は重い重量を持ち上げることができます。
また筋肉は脂肪に比べて体積が大きいため筋肥大を起こし筋肉を大きくすると、引き締まった身体のまま体重も重くなるため当たり負けしない強靭な強い身体を手に入れることもできます。
しかし、ただ大きくした筋肉は重いものは持ち上げれてもスピード感の求められるスポーツではあまり活躍しないかもしれません。
これがおそらく「見せ筋」と呼ばれる理由になっているのではないかと思います。
筋肉は大きくすることだけに振り切ってしまうと高重量の物は持ち上げれるようになりますが
体重も重くなってしまうため動きが鈍くなってしまいます。
そのためサッカーやバスケットなどスピード感を求められるスポーツで活かす場合は筋肉を大きくするトレーニングも重要ですが、瞬発力などを鍛えるトレーニングも重要になります。
そうすることにより筋量を維持したまま瞬発力の高い身体を手に入れることができます。
その証拠にお相撲さんの朝青龍は150kgある身体で100mを10秒台で走るそうです。
痩せやすく太りにくい身体が手に入る
痩せやすく太りにくい身体を手に入れるためには「基礎代謝」が重要になってきます。
基礎代謝とは人間がなにもせず横になっている状態で消費するエネルギー量のことを言います。
この基礎代謝量は筋肉が大きくなり筋量が増えることにより高くなります。
そのため筋肥大が起こり筋量が増えると痩せやすく太りにくい身体が手に入ります。
筋肥大させるにはどうしたら良い?
筋肥大させるには3つの原理があります。
過負荷の原理:いつもと同じ刺激では身体が慣れてしまうため、普段以上の負荷をかける
特異性の原理:目的に沿った運動をする、筋肥大を狙うのであればそのためのトレーニング方法を行う
可逆性の原理:継続してトレーニングをする、一度やめてしまうと徐々に弱くなってしまう
この3つをしっかり守ってトレーニングをすることが重要になります。
最後に
筋肥大を起こすためのトレーニング方法はいくつもあります。
しかし、運動初心者の方が取り組んでいくには強度が高すぎたり高重量を扱い怪我のリスクが高くなるトレーニング方法もあります。
そのため筋肥大を目的としてトレーニングを行う場合は一度プロに相談するのが良いかと思います。
初めの1ヶ月だけでも良いので一度プロから適切なフォームを教えてもらうのが一番の筋肥大の近道になります。
もちろん【カラダの説明書】では柔道整復師の資格を持ったトレーナーが身体の評価を行いあなたに合ったトレーニング方法やフォームをお伝えしていきます。
トレーニング始めたいけど何からやったらいいか分からないという方はお気軽にご相談ください!