腰痛の原因は普段の歩行にあるかも!?

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。 今回は、日常生活でも悩まれている方の多い【腰痛】について【歩行】という観点から解説していきます!
腰痛は多くの人が悩む症状であり、歩行中に腰が痛くなる方も多くいらっしゃいます。
今回はそんな歩行中の痛みがなかなか取れない方に向けて解説させていただきます。
歩行中の痛みには「大臀筋」が重要
歩行中の腰痛は多くの場合、長時間歩いた場合に出ることが多いです。
それは身体が歩行の際に発生する負荷に耐えることができていないため痛みが発生します。
その時に重要になってくるのが大臀筋です。
腰痛の原因
腰痛の原因はたくさんあります。
そのため、一概に一つの原因に特定することはとても難しく複数の要素が組み合わさっている場合も多くあります。
筋肉:過度な緊張や柔軟性の低下、筋力不足
関節:可動域の低下や関節の炎症、変形
神経:筋肉による圧迫炎症、腰椎椎間板ヘルニアなど
これらの中から何が原因かをしっかり見極めていく必要があります。
歩行中の痛みが出る原因
実は歩行中には大きな負荷が身体に加わる瞬間があります。
それは踵が地面に着く瞬間です。
踵が地面に着く瞬間は床反力と呼ばれる衝撃が身体に加わります。
床反力とは踵を地面に着いた際に、踵を地面に着いた力と同じ力で跳ね返ってくる力のことを言います。
この衝撃を私たちは知らず知らずのうちに身体に受けています。
その衝撃を緩和してくれているのが「大臀筋」になります。
大臀筋の役割
筋肉には身体を動かすという役割のほかに、身体にかかる負担を軽減してくれる役割もあります。
歩行中の身体にかかる負担を一番軽減してくれているのが大臀筋です。
この大臀筋は踵が地面に着いた際に一番、強い力を発揮し身体にかかる負担を軽減してくれています。
そのためこの大臀筋がしっかり働いていないと床反力は踵から足、腰へと伝わり腰痛の原因になってしまいます。
大臀筋をしっかり働かせるためには?
筋肉が正常に働くためにはある程度の張力が重要になってきます。
大臀筋は骨盤から太ももの骨についています。
通常骨盤は少し前に傾いており、それにより大臀筋は適度に伸ばされた一番力の発揮しやすい状態になっています。
この状態から逸脱して骨盤が後ろに倒れてしまうと大臀筋はうまく機能しなくなり身体へかかる衝撃を緩和することができなくなってしまいます。
また骨盤が後ろに倒れる原因は長時間のデスクワークや運動不足が原因だと考えられます。
そのほかにも骨盤が後ろに倒れてしまうことでヒップダウンなど女性にはスタイル維持の観点からおいても骨盤の傾きは重要になってきます。
最後に
腰痛の原因は様々な要因が考えられます。
今回、ご紹介した原因はたくさんある中の一つです。
歩行中に腰の痛みがある人は大臀筋の筋力、骨盤の傾きなどに注意してみてください!
【カラダの説明書】では治療とトレーニングを用いて患者様一人一人に合わせたケアを提供しています!
どうすれば良いか分からない方はぜひお気軽にご相談ください!