どうして姿勢悪いと肩こりになるの?

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。 今回は、日常生活でも悩まれてる方が多い【肩こりと姿勢】について解説していきます!
肩こりは多くの人が悩む症状であり、
ひどい人では頭痛で寝られなくなったり腕に痺れがでたりすることもあります。
この記事ではそんな肩こりが普段の姿勢によってなぜひどくなるのかを解説していきます。
肩こりと姿勢の関係
筋肉だけじゃない肩こりの原因
肩こりにも色々な要因があります。
①筋肉:攣縮と呼ばれる常に筋肉が緊張している状態が長く続くことで起こる
②神経:神経が伸長されたり筋肉などに圧迫されることにより起こる
③血行不良:血流が悪くなることで老廃物が溜まり起こる
これらの状態が複合的に起こることも多く、肩こりの治療にはこれらの状態を
しっかりと把握した状態で適切に対処していくことが重要になります。
姿勢が筋肉に与える影響
通常、頭部は肩の真上に耳が来る位置が正常な姿勢です。
しかし、人はデスクワークなどの身体の前で作業することが多くあります。
それにより徐々に身体が前に倒れていき、頭が前に出てきてしまいます。
これが巻き肩などの姿勢不良の原因になり肩こりの原因にも繋がります。
試しに首を前に出した状態で数分間キープしてみてください。
数分で首や肩周りに疲労感などが出てくると思います。
頭が前に出てしまうと首や肩周りの筋肉は頭を支えようと通常よりも大きな負荷が肩や首周りに加わります。
筋肉は緊張状態が続くと血流が滞ってしまい、乳酸などの老廃物が溜まってしまうため、
それにより疲労感やコリが出てきます。
姿勢を良くするためには?
頭だけでなく胸の動きも重要?
頭を前に出ないように気をつけようと思うと胸郭の動きも重要になってきます。
胸郭は「胸椎、肋骨、胸骨」で構成されており、特に「胸椎、肋骨」の動きが悪くなってしまうと頭が前方へと出やすくなってしまいます。
ではどうして「胸椎、肋骨」の動きが関係しているのか?
背骨には頸椎、胸椎、腰椎の3種類があります。
この3つは繋がっており、特に頸椎や胸椎はとても深い関係があります。
胸椎の動きが悪くなってしまうと身体は前に傾いてしまい自然と頭も前に出てきてしまいます。
また肋骨は胸椎にくっついているため肋骨の動きが悪くなってしまうと胸椎の動きも悪くなってしまいます。
そのため、胸椎、肋骨の動きは頭の位置にも大きく関与してきます。
まとめ
今回は姿勢と肩こりについてお話しました。
ただ姿勢も肩こりになる一つの要因にしかなりません。
そのほかにも「噛み癖」「ストレス」などいろんな要因が考えられます。
当院では姿勢だけに捉われず患者様がどういった理由で肩こりになったかをしっかり見極め、患者様に合った治療法を選択していきます。