G-PVZDF61VZF 【意外と知らない糖質のこと!?】糖質の役割とは? - カラダの説明書

【意外と知らない糖質のこと!?】糖質の役割とは?

謙介春藤

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。

みなさんは糖質の役割を理解していますか?

よくダイエットのために糖質を、極端に摂取しない方がいらっしゃいます。

おそらく、糖質をカットすることでカロリーを減らして、痩せようと考えているのだと思います。

しかし、そんなことをしても痩せません。

一時的には痩せるかもしれませんが、またすぐに戻ってきてしまいます。

そして、なにより糖質を極端に制限することは、人の身体にとってデメリットがたくさんあります。

今回はそんな【糖質の役割】についてお話していきます。

また糖質を過剰に摂り過ぎた場合どうなるかも、一緒にお伝えしていきます。

糖質の役割とは?

糖質は「三大栄養素」と言われるぐらい、人の身体にとって重要な栄養素です。

そのため、身体の中で担っている役割もとても重要なものになってきます。

エネルギー源

糖質は人の身体を動かすとても大事なエネルギー源です。

また即効性が高いエネルギーということも特徴の一つです。

多くの糖質はグリコーゲンと呼ばれる物質になり、主に筋肉に蓄えられています。

そして、身体を動かしていると、この筋肉に貯蔵されたグリコーゲンをエネルギー源として使います。

そのため、筋肉量が多い人ほど多くのグリコーゲンを貯蔵できるため、筋肉量を増やすことはグリコーゲンの貯蔵量のアップにも繋がります。

たくさんのエネルギーを蓄えて、体力をつけたい人は、筋肉量を増やすことが重要になってきます。

また、糖質は人間の身体にとって、とても重要な「脳」のエネルギー源にもなります。

そのため、糖質が不足してしまうと集中力が低下したり、無気力になったりしてしまいます。

筋肉量の減少

人間の身体は糖質をエネルギーにしていますが、糖質が枯渇してしまうことで「タンパク質」を分解して、エネルギーにしてしまいます。

人間の身体の1番のエネルギーは糖質です。

しかし、糖質だけをエネルギーにしているわけではありません。

糖質が不足してしまった時は、その他の三大栄養素である「脂質」「タンパク質」もエネルギーに変換して使用しています。

しかし、脂質はとても短期的なエネルギーにしかならないため、長時間動く場合はタンパク質をエネルギーに変換しています。

そして、そのタンパク質は「筋肉」を分解して得られるタンパク質を、エネルギーに変えてしまいます。

そのため、どれだけトレーニングをしても糖質が不足してしまうと、筋肉は分解されてエネルギーに変えられてしまいます。

筋肉量が減ってしまうと、グリコーゲンを貯蔵できる量も減ってしまうため、体力が少なくなっていきます。

また筋肉量が減ることによって、姿勢保持に働く筋肉も弱くなってしまうため、姿勢が崩れる要因にもなりやすくなってしまいます。

免疫力の低下

糖質を制限してしまうと免疫力の低下に繋がります。

前述したように、人の身体は糖質が不足してしまうと、糖質の代わりにタンパク質をエネルギー源として使用します。

そして、そのタンパク質は、免疫力を高めてくれる細胞の元となっています。

そのため、タンパク質が減少してしまうと免疫力が下がってしまい、風邪や感染症などの体調不良に陥りやすくなってしまいます。

また、疲労感や

糖質過剰摂取のデメリットとは?

ここまで糖質の役割を解説してきました。

ここからは糖質を過剰に摂取してしまった場合のデメリットについて、お話していきます。

そもそも、糖質は1日何g摂取すれば良いか、ご存じでしょうか?

年齢や体格によっても変動しますが、男性は約250〜340gほど、女性では約180〜250gほどが目安だと言われています。

ではこれより過剰に摂取すればどうなるのでしょうか?

血糖値スパイク

短時間の間に血糖値が激しく、上がったり下がったりする現象のことを「血糖値スパイク」と言います。

これは朝食を抜いている方に多く見られる現象で、お腹が空いている状態(血糖値低い)から、ご飯をたくさん食べることで血糖値が急上昇します。

そして血糖値が急上昇すると、それを抑えようとインスリンがたくさん放出され、今度は血糖値が急降下していきます。

このように血糖値が急激に、上がったり下がったりすることを血糖値スパイクと言います。

この血糖値スパイクが起こると、インスリンの過剰分泌によって低血圧になってしまいます。

それによって、思考の鈍化や集中力の低下、急激な眠気などが引き起こされてしまいます。

また血糖値スパイクを繰り返していると、血管が傷ついて動脈硬化を起こしやすくなります。

動脈硬化は、狭心症や心筋梗塞などのリスクを高め、最悪の場合は死に繋がるリスクもある怖い状態です。

これを防ぐためには、しっかり3食(朝、昼、晩)とご飯を食べて、血糖値の急上昇を抑える必要があります。

健康的な生活のためにも、朝はしっかり食べましょう。

糖質中毒

糖質にはアルコールやニコチンなどと、同じぐらいの「中毒性」があります。

これは、信じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、糖質には中毒性があります。

糖質は、摂取するとアルコールやニコチン、またコカインなどの違法薬物を摂取した時と同じように、脳内に大量のドーパミンやβエンドルフィンが放出されて強い快感を与えてくれます。

しかし、その後にインストリンの影響で血糖値が急激に下がってしまい、強い不安感や空腹感に襲われてしまいます。

そして、それを紛らわせるために、さらに糖質を求めるようになってしまい、糖質を摂取することをやめれなくなってしまいます。

糖質を過剰摂取し続けると、このような流れで糖質中毒へとなってしまいます。

今現在、お菓子をどうしてもやめれない、ついつい甘いものを食べてしまう、このような方々は一度、自分が中毒かもしれないと認識して対応していく必要があるでしょう。

脂肪が増える

糖質は身体のエネルギーとなる、大事な栄養素です。

しかし、過剰に摂取された糖質はエネルギーとして消費されず「中性脂肪」として体内に蓄えられます。

これは栄養素の1gあたりのエネルギー量の問題です。

エネルギーの単位はカロリー(kcal)と言われます。

そして、それぞれの栄養素によって1gあたりのカロリー量に違いがあります。

人間の身体の中でエネルギーとなる栄養素は3つです。

それは何度か出てきている「糖質」「タンパク質」そして「脂質」です。

この中でも糖質とタンパク質は、1gあたり4kcalのエネルギー量があります。

しかし、脂質は1gあたり9kcalと、ほかの栄養素に比べてエネルギー量が多くなっています。

そのため、過剰に摂取して余った糖質は、中性脂肪に変換されて、脂質という形で身体に蓄えられてしまいます。

それによって、糖質の過剰摂取は、肥満や生活習慣病の原因となってしまいます。

最後に

今回は糖質について解説してきました。

日々、お客様の質問に答えていく中で、まだまだ糖質について誤解されている方が多くいらっしゃいます。

糖質は不足すると集中力や気分の低下も起こるので、やる気を引き出したい方は摂取することをお勧めしますが、過剰摂取には注意が必要です。

またお腹が空いている時に、急激に糖質を摂取してしまうと、眠気や倦怠感に襲われ、逆にやる気が削がれてしまう可能性も出てきてしまいます。

過剰に摂取しても、中性脂肪に変わらずしっかり消費できるように、食べ過ぎた時はしっかり運動していきましょう。

またやる気を引き出すことを糖質に頼らず、自分の力で一歩踏み出してみましょう!

それが難しい場合は、ぜひ一度カラダの説明書にご相談ください!

お客様一人ひとりに声をかけて、最大限やる気が引き出せるように、アドバイスさせていただきます!

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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