【同じ姿勢は身体が硬まる!?】同じ体勢を続けると姿勢が悪くなる理由とは?

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。
みなさんは普段、どんな姿勢で仕事をしていますか?
長時間、デスクワークや片肘をついた姿勢などをとっていると、それが原因で姿勢が悪くなっていることも多いと思います。
長時間、同じ姿勢をとり続けてしまうと、その状態で関節や軟部組織が硬まってしまいます。
今回は、そんな同じ姿勢をとり続けることで、姿勢が悪くなってしまう理由についてお話していきます。
この内容はおそらく、当てはまる方がたくさんいらっしゃると思います。
この記事を読んで少しでもそんな方々の助けになれば幸いです。
同じ姿勢で姿勢が悪くなる理由とは?
筋肉が硬まる
長時間、同じ姿勢をとっていると筋肉の動きが悪くなってしまいます。
これは筋肉の解剖を知れば、理由がわかります。
筋肉は細かい繊維の塊で、2つの繊維が前後に動くことで、筋肉は収縮と弛緩を繰り返しています。
この時、繊維同士は滑走するように交差していき、筋肉を動かしていきます。
そのため、長時間動かさずにじっとしていると、滑走の動きが悪くなってしまい、筋肉が硬まってしまいます。
再度、動きをよくしようと思うと、程度によりますが、時間がかかる場合があります。
また筋肉は硬まってしまうことで、筋力の発揮も弱くなってしまいます。
それによって、姿勢をキープすることができずさらに悪くなってしまう可能性も考えられます。
そのため、普段、長時間のデスクワークをしている方は、勤務中に少しでも立ち上がったり背伸びすることをおすすめします。
関節可動域の低下
関節は長時間動かさずにいると、硬まってしまい動きが悪くなってしまいます。
これは骨折や脱臼をした人なら経験があるかもしれません。
骨折や脱臼で長時間、関節を固定して動かさずにいると、関節は固定した角度のまま硬まってしまいます。
これを「拘縮」といいます。
拘縮の原因は様々で「筋肉」「靭帯」「皮膚」など、たくさんの軟部組織が関わってきます。
これら一つ一つの動きを改善してあげることで、関節の拘縮は治っていき、可動域を取り戻すことができます。
また拘縮からできるだけ早く、復帰するためには固定中も動かせる範囲で身体を動かしておくことが重要です。
固定中に関節を動かすことで、筋力の低下も防ぐことができ、リハビリなどの時間も短縮することができます。
そこため、自分の判断で動かすのではなく、医師や整骨院の先生などの指導の元、固定中もなるべく関節を動かしていきましょう。
姿勢が悪くなるデメリットとは?
肩こり
長時間のデスクワークをしている方で、1番多い悩みが「肩こり」です。
これは長時間デスクワークをしていると、前傾姿勢がキツくなってしまい、その結果、首や肩に負担がかかり起こってしまいます。
デスクワークの場合、姿勢以外にも指先の使いすぎや目を酷使しすぎていることも肩こりの原因に繋がります。
そのため、一概に姿勢が原因とは言えませんが、姿勢も肩こりになる1つの大きい要因となります。
腰痛
姿勢が悪くなってしまうと、腰痛にもなりやすくなってしまいます。
長時間、同じ姿勢をとり続けるとデスクワークだと多くの方が骨盤が後ろに倒れてしまい、腰が丸くなってしまいます。
本来、腰は衝撃の吸収や、腰の筋肉にかかる負担を軽くするために軽く反っています。
しかし、座った状態が長く続いてしまうことによって、骨盤が後ろに倒れて腰は丸くなってしまいす。
腰が丸くなってしまうと、衝撃を吸収する方法が筋肉に頼ることになってしまうため、筋肉が過剰に働きすぎてしまい痛みが出てきてしまいます。
このほかの腰痛や肩こりの原因も、下記の画像のURLで紹介しています。
お身体の悩みのある方は、ぜひ一度読んでみてください。
またカラダの説明書では、お客様一人ひとりに合った治療プランを提案させていただいております。
どこに行っても治らない、肩こりや腰痛がある場合はお気軽にご連絡ください。
最後に
長時間、同じ姿勢をとり続けることを仕事上やめれない方は、寝る前やお風呂を出たあとにストレッチをしてみてください。
ストレッチには筋肉を柔らかくする効果と、リラックスや疲労回復などの効果もあります。
また関節をゆっくり動かしてあげることで、関節が硬まることを防ぐ役割もはたします。
これらの関節可動域を広げる方法は、下記の記事でお伝えしています。
カラダの説明書では徒手での治療以外にも、運動などを用いてお客様の身体を改善していきます。
今までいろんな整骨院に行き、治療を受けたけど
治らなかった方、ぜひ一度カラダの説明書へお越しください。
一緒に身体の不調を治していきましょう。

