G-PVZDF61VZF 【寒い冬を乗り切る!】身体を温める方法とは? - カラダの説明書

【寒い冬を乗り切る!】身体を温める方法とは?

謙介春藤

こんにちは!緑橋で整体院をしている【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。

まだまだ寒い日が続いていますが、みなさんは「寒さ」に強いですか?

元々寒さに弱い方、年齢を重ねるごとに寒さに弱くなっている方、いろんな方がいらっしゃると思います。

しかし、人によっては全然寒くない方もいらっしゃいます。

ではこの違いはどうして生まれるのでしょうか?

今回は、そんな【寒さに負けない身体】について解説していきます。

身体を温めてくれる機能とは?

そもそも、なぜ人の身体は常に同じ体温で保てているのでしょうか?

それは、人には「熱」を作り出してくれる機能が、備わっているからです。

これを「熱産生」と言います。

ここからは、人の身体で熱を生み出してくれるものについて説明していきます。

糖質や脂質などの栄養素による熱産生

人間の身体を動かしていくためには、糖質や脂質などの栄養素が重要になってきます。

しかし、この栄養素も全てがエネルギーに変わるわけではありません。

エネルギーになる栄養素は、約70%ほどで、それ以外の30%が熱となり、身体を温めてくれています。

これを「食事誘発再熱産生」と言います。

そもそも、栄養素は糖質や脂質などのまま、身体のエネルギーになるわけではありません。

口や胃、腸などで分解され「ATP」と呼ばれる形になって初めて、身体のエネルギーとなります。

人の身体を温めてくれる熱は、その過程で発生してきます。

また、この食事誘発再熱産生は朝食と夕食を比べると、朝食の方が夕食よりも、約2倍、身体を温めるという報告があります。

寒い冬に負けないようにするためにも、まずは朝食を摂ることから、始めて見ましょう。

筋肉による熱産生

筋肉には身体を動かす以外にも、重要な役割があります。

それが「熱を生み出す」ことです。

寒い時に、ブルブルと震えるのも、筋肉を動かして熱を生み出す一つの仕組みです。

そして、その筋肉を動かすためには、エネルギーが必要です。

上記でも説明したように、エネルギーを作り出す過程で熱産生は行われます。

そのため、筋肉を激しく動かすことによって、たくさんのエネルギーが必要になり、身体の中ではたくさんエネルギーが作られるようになります。

それにより、熱もたくさん生み出され、体温が上がっていきます。

また、熱を生み出す上でとても大事な「基礎代謝」も筋肉をつけることで向上します。

基礎代謝とは、人が動かずにじっとしている状態で、消費するエネルギーのことを言います。

この基礎代謝量は、筋量が多い人ほど高いため、その分、熱も生み出されやすくなります。

褐色脂肪細胞による熱産生

みなさんは「褐色脂肪細胞」をご存じでしょうか?

脂肪には2種類の脂肪があり、普段みなさんが意識している脂肪は「白色脂肪細胞」と呼ばれ、皮下や内臓に蓄積され、身体を動かす際のエネルギーになります。

そして、もう一つの脂肪が、褐色脂肪細胞と呼ばれる脂肪で、熱を生み出してくれる役割を果たしてくれています。

この褐色脂肪細胞は、鎖骨や胸周りに分布しており、脂肪を分解することで熱を産み出しています。

痩せ型で代謝が良く、汗をたくさんかく人に多く存在していると言われています。

どうやったら熱産生を促せる?

ここまで、熱が産み出される仕組みについて解説してきました。

ではどうすれば、より熱産生を促すことができるのでしょうか?

ここからは、その方法について解説していきます。

タンパク質を多く摂る

タンパク質は、筋肉や身体を構成する組織の元となり、糖質や脂質の約2倍の熱を産み出してくれます。

簡単な方法としては、朝食は夕食よりも食べたものが熱に変わりやすいので、朝食におにぎりやパンだけでなく、卵やハムなどのタンパク質を入れてあげる。

これだけでも、熱産生は増え、冬の寒さ対策に繋がります。

またタンパク質は筋量を増加させ、基礎代謝の向上にも関わってくるため、熱産生には欠かせない栄養素となります。

筋力トレーニングをする

熱産生を上昇させるためには、筋力トレーニングは必須です。

筋肉は身体の中で最も熱を産み出してくれる組織です。

どうやって熱を産み出しているかというと、筋肉には身体を動かすという、大事な役割があります。

そして、その身体を動かすために、エネルギーを使うことで、たくさんの熱を産み出して、身体を暖かくしてくれています。

この時、使うエネルギーは筋量が増えれば増えるほど多くなり、使われるエネルギーが多くなることで、産み出される熱も多くなります。

自律神経を整える

人間は「恒温動物」と呼ばれる生き物で、この恒温動物には、常に体温を一定に保っているという特徴があります。

そして、体温を一定に保つために、とても重要になるのが「自律神経」です。

ここまでお話してきた、褐色脂肪細胞による熱産生も、身体をブルブルと震わせるという行為も、全て自律神経が身体を温めるために、行うように指示をしています。

そのため、自律神経が乱れてしまうと、体温調節がうまくいかなくなり、悪寒を感じたり、身体が温まらないという症状が現れます。

自律神経を整える方法は、下記の画像から見ていただけるので、気になる方は読んでみてください。

最後に

2月の中旬に差し掛かっていますが、まだまだ寒い日が続いています。

体温を上げることは、免疫力の向上にも繋がり、風邪やインフルエンザなどの予防にもなります。

寒さを吹き飛ばすだけでなく、健康にこの冬を乗り切るためにも、しっかり食事と運動をして自律神経を整えていきましょう。

もし、どんな運動をすれば良いかわからない、という方がいらっしゃったら、一度緑橋にある整体院カラダの説明書にご相談ください。

カラダの説明書では、運動をしたことがない人でもできるように、お客様一人ひとりに合ったトレーニングプランをご提案させていただきます。

国家資格を持ったトレーナーが対応させていただくため、関節や腰に不安がある方でも受けていただけます。

気になった方はご連絡ください。

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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