G-PVZDF61VZF 【姿勢はこれで変わる!】姿勢を変えるために必要なことは? - カラダの説明書

【姿勢はこれで変わる!】姿勢を変えるために必要なことは?

謙介春藤

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。

みなさんは自分の姿勢についてどう思いますか?

おそらく多くの方が自分の姿勢は悪いと感じているかと思います。

よく聞くのは、肩が内に巻いている、背中が丸くなっている、腰が反っているなどの姿勢不良です。

これらの姿勢不良によって、肩こりや腰痛が出ていると多くの方は考えていますが、本当にそうでしょうか?

今回は姿勢についての正しい知識や姿勢が悪くなることで起こる、デメリットについて解説していきます。

この記事を読んで少しでも多くの方が、姿勢についてのお悩みが解決されれば幸いです。

そもそも正しい姿勢はどんな姿勢?

そもそもみなさんは正しい姿勢をご存じでしょうか?

本来、人の身体は3種類の背骨で構成されています。

首の背骨(頚椎)、胸の背骨(胸椎)、腰の背骨(腰椎)この3つが繋がって背骨はできています。

この背骨の配列が崩れて、丸くなったり、反りすぎたりしてしまうことで「猫背」や「反り腰」になってしまいます。

ここからはそんな正しい姿勢についてお話していきます。

頚椎

頚椎は本来、少しだけ前方凸の形をしており、背骨の中でも、1番可動域が大きく、体重の約10%の重さがある、頭を支える重要な背骨です。

また頚椎の真ん中には「脊髄」と呼ばれる、脳と同じぐらい大事な神経が通っています。

この神経は圧迫されることによって、腕の痺れや筋力の低下などを引き起こす可能性が高くなってしまいます。

そして、この神経の圧迫を起こしやすくなる原因の1つに、頚椎の姿勢でよく言われている「ストレートネック」と呼ばれる状態があります。

本来、人間の背骨はS字状のカーブを描いており、上からの衝撃を吸収する、バネの役割があります。

そのため、頚椎も少しだけ前方凸の形をしているのですが、ストレートネックではそのカーブがなくなってしまい、真っ直ぐの状態になってしまいます。

このカーブがなくなってしまうと、頚椎はダイレクトに衝撃を受けてしまうことになるため、その負荷を分散させようと肩や首の筋肉に負担がかかってしまいます。

それによって肩こりや首こりが生じてきます。

またこれがひどくなると腕の痺れや頭痛などの原因に繋がります。

胸椎

胸椎は元々、丸くなってます。

これを聞くと驚く方が多いのですが、胸椎は本来少し丸くなっており、元々少し猫背になってます。

「私、猫背なんです。」と言ってくる方の中にも、猫背ではなく、綺麗な姿勢の方が多くいらっしゃいます。

しかし、かといってその方の身体に問題がないわけではなく、そういった方の多くには一つ問題があります。

それは、「胸椎が動かせない」ことです。

別に動かせなくても大した問題は起きなさそうですが、胸椎は身体を動かす際にいろいろな動きに関与してきます。

例えば身体を捻る、身体を反る、腕を上まで挙げる、上を向くなど、これらの動きは胸椎が動くことで最終域までしっかり動かせることができます。

前述した通り、胸椎は少し丸くなっているのですが、多くの方がそのまま固まって動かなくなってしまっています。

その状態では上記に挙げた動作が行いづらくなり、その結果、腰や肩、首が許容範囲を変えて動き、各部位の痛みに繋がってしまいます。

そのため、胸椎の多くの問題は丸くなっていることよりも、動かなくなってしまっていることで起こる問題の方が多くあります。

腰椎

こちらも胸椎と同じで勘違いされている方が多いですが、腰椎は本来反っています。

頚椎のところでもお話しましたが、人間の背骨は本来、衝撃を吸収できるようなバネの役割を果たすために、S字状になっています。

そのために頚椎少し前方凸、胸椎後方凸、腰椎前方凸の形になっています。

反り腰ですと言って来られる方の中にも正常な範囲の方は多くいらっしゃって、それが原因で腰痛になっていると思い込んでいる方も多くいらっしゃいます。

たくさんの患者様を見てきましたが、反り腰が原因で腰痛になっていない人は、たくさんいらっしゃいます。

腰痛になる原因は様々で、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの場合、反り腰改善のエクササイズが逆効果になる場合もあるので注意が必要です。

腰が痛い場合はご自身で判断されず、身体のプロである、整骨院などで見てもらうことをおすすめします。

姿勢が正しいかどうかはどう見る?

ここまで正しい姿勢について、お話してきました。

では自分の姿勢が正しいかどうかはどのように見れば良いのでしょうか?

ここからは姿勢が正しい姿勢になっているかどうかの確認方法をお伝えしていきます。

壁にもたれる

1番シンプルででわかりやすいのはこのやり方かと思います。

やり方は簡単で、壁に踵、お尻、肩、後頭部を付けるだけです。

この時に壁と腰の間に手のひらがスルスル入るぐらいの余裕があったり、楽に肩がつかなかったり、後頭部をつけようとすると少し苦しかったりすると姿勢が崩れている可能性があります。

またこの状態を作ってから、一度壁から離れてみるのも良いです。

その状態をどれくらいの時間キープできるか試してみてください。

そうすることによって普段自分が使っていない筋肉がどこかわかるかと思います。

綺麗な姿勢を保つために普段自分が使っていない筋肉を把握して、意識してみましょう。

意外とこの体勢を取れる方は少ないので、ぜひ一度試してみてください。

プロに診てもらう

姿勢改善に1番効果のある方法はプロに診てもらうことです。

姿勢をセルフチェックするのはなかなか難しいことです。

プロに診てもらうことで、自分の身体の状態を的確に把握し、改善するために必要なことも確実に提示してもらえます。

人間の身体は一人ひとり特徴があり、同じような姿勢でも人によって改善方法が変わってきます。

腰痛の時のように、良かれと思ってやっていたエクササイズが逆効果になってしまう場合もあります。

そのため、自分で考えてやるのではなく、まず初めに一度だけでもいいのでプロに診てもらうことをおすすめします。

最後に

今回は、正しい姿勢とその確認方法についてお伝えしました。

姿勢が悪い原因は人それぞれで、今回は背骨にフォーカスして説明しましたが「股関節」が原因の方もいらっしゃったりします。

それも踏まえた上で、まずは一度、しっかりプロに診てもらい、自分の姿勢が崩れている原因を把握することをおすすめします。

もしどこに行けばよいかわからない方は、一度お気軽にカラダの説明書にご相談ください。

カラダの説明書では、しっかりと評価し、お客様一人ひとりに合ったプランを提供させていただきます。

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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