【そのストレッチ逆効果?】種類によって違うストレッチの効果とは?

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。
みなさんは日頃、ストレッチをしますか?
していない人はぜひ寝る前にストレッチをする習慣をつけてみてください!
ストレッチの目的は「身体を柔らかくする」ことが目的だと思われがちです。
もちろん、これも間違いではありません。
しかし、ストレッチにはもっとみなさんが取り入れたくなるような効果がたくさんあります。
今回はそんな【ストレッチ】についてストレッチの種類や効果について解説していきます!
この記事を読んで少しでもみなさんがストレッチを始めるきっかけになってくだされば幸いです。
ストレッチには2種類の方法があった?
ストレッチというとおそらく、お風呂を出た後やスポーツをする前後に行う、ストレッチを思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、実はストレッチには2種類の方法があり、使い方を間違えると、スポーツで怪我をする可能性が増えてしまうことがあります。
その2種類とは「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」です。
ここからはこの2つのストレッチの役割とどんな時にどう行うかをお伝えしていきます。
静的ストレッチ
この静的ストレッチは、おそらくみなさんが思い浮かべるストレッチに、1番近いストレッチになります。
反動を使わずに持続的に20秒ほどかけて、ゆっくりと筋肉を伸ばしていき、筋肉の柔軟性の向上やリラックス、疲労回復などを目的に行っていくストレッチになります。
この静的ストレッチはお風呂を出た後やスポーツをした後に行うことで、筋肉の緊張を和らげ、怪我の予防や疲労回復に大きな効果を発揮します。
しかし、逆にスポーツ前に行ってしまうと、筋肉が緩んでしまうため、最大限の力が発揮されなくなってしまいます。
そのため、パフォーマンスの低下や怪我の可能性を高めてしまうため注意が必要です。
動的ストレッチ
この動的ストレッチは身体を動かしながら行うストレッチです。
筋肉には伸ばされると、伸ばされすぎたことによる損傷を防ぐために、収縮(力を入れる)する伸長反射という反射があります。
動的ストレッチはこれを利用したストレッチです。
この動的ストレッチを運動前に行うことで筋肉の温度を高め、筋肉に力が入りやすくなるため、パフォーマンスアップや怪我の予防に効果を発揮します。
逆に運動前に静的ストレッチを行なってしまうと、筋肉が必要以上に緩んでしまい、パフォーマンスの低下や怪我のリスクを向上させてしまう可能性があります。
そのため、運動前にはゆっくりとした静的ストレッチよりも動きの中で行う動的ストレッチのほうが最適なストレッチとなります。
ストレッチの効果とは?
ストレッチには柔軟性の向上だけではなく怪我の予防などの効果もあります。
ここからはそのストレッチの効果について詳しく解説していきます。
柔軟性の向上
ストレッチには筋肉を柔らかくし、柔軟性を向上させる効果があります。
これは特に静的ストレッチで見られる効果です。
筋肉には先ほどご説明した伸長反射により伸ばされると縮もうとする働きがあります。
しかし、ゆっくり時間をかけて筋肉を伸ばすことで伸長反射が起こらなくなり、筋肉がしっかり緩んでくれます。
柔軟性は向上させることで、関節可動域の拡大にも繋がり、姿勢の改善や怪我の予防などに効果を発揮します。
血行の促進
ストレッチを行うことで血行の促進にも効果を発揮します。
人間の身体は心臓がポンプの役割をすることによって、血液を全身に運んでくれています。
しかし、心臓だけではなかなか全身に血液を運ぶことができないため、心臓とは別にポンプの役割を果たしてくれるものがあります。
それが筋肉です。
筋肉は力を入れたり抜いたりを繰り返すことで、ポンプのように血液を運ぶ役割があります。
しかし、筋肉が硬くなってしまうと動きが悪くなってしまうため、うまく力を入れたり抜いたりすることができなくなってしまいます。
それによりポンプの役割が果たせず、血行が悪くなってしまいます。
そのため、ストレッチを行なって筋肉の動きを良くすることで血行不良の改善にも繋がります。
最後に
お客様からストレッチの話を聞くと、良いと思ってやっていてもやり方を間違えていると逆効果になっていることが多くあります。
ストレッチには種類や目的によって、得られる効果も様々です。
自分が求める効果を得られるようにするために、しっかりとストレッチについて知ることは重要です。
もし自分がしたいことや達成したい目標がある方は一度ご相談ください。
カラダの説明書ではお客様一人ひとりに合ったプランを提供させていただきます。
場合によっては施術や運動を用いて、お客様のご要望に応えられるように対応させていただきます。
この記事を読んで少しでもみなさんの目標達成の一助になっていれば幸いです。
