G-PVZDF61VZF 【姿勢には種類があった!?】あなたにあった姿勢改善方法とは! - カラダの説明書

【姿勢には種類があった!?】あなたにあった姿勢改善方法とは!

謙介春藤

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。

みなさんは日頃、姿勢を気にしていますか?

姿勢を治す方法として体幹トレーニングやストレッチなど、たくさんの方法が世の中には出回っています。

整骨院の先生に言われたから背筋、鍛えてます!

なんて人も多いかと思います。

しかし、姿勢にはいくつかの種類があり人によって姿勢を改善させる方法は大きく変わってきます。

今回はそんな【姿勢の種類と改善方法】についてお話していきます。

姿勢の種類

姿勢には大きく分けて3つの不良姿勢があります。

  • カイホロードシス
  • フラットバック
  • スウェイバック

これらの姿勢には共通点もありますが、治し方には少しずつ違いがあります。

自分が今どの姿勢になっているかをしっかり判断して自分に合った姿勢の治し方を見つけてみてください!

カイホロードシス

この姿勢は骨盤が前に倒れすぎている、腰を反りすぎているこの2点が特徴になります。

妊婦さんや肥満の方などお腹が大きく前に出ている方に多くみられる姿勢です。

この姿勢の簡単なチェック方法としては、上向きで寝ていただきます。

その状態で腰と床の間に手のひらがスルスル入るほど浮いているとカイホロードシスの可能性が高いと言えます。

この姿勢の方に多く見られる症状には、反りすぎによる慢性的な腰痛もありますが、腰部脊柱管狭窄症や分離症と呼ばれる、神経症状(痺れや筋力低下)が現れることも考えられます。

フラットバック

この姿勢は骨盤が後ろに倒れてしまうことで、背骨が一直線になってしまっている状態です。

この状態は本来、軽く反っているはずの腰の背骨が真っ直ぐになってしまい、椎間板ヘルニアにとてもなりやすくなってしまいます。

本来、人間の背骨はS字になっており、腰の背骨は軽く反っています。

それにより背骨全体でバネのようにしなることで、衝撃吸収の役割を果たしてくれています。

しかし、このフラットバック姿勢ではカーブが極端に少なくなってしまうため、衝撃を吸収することができなくなってしまいます。

また、背骨の間にはクッションの役割を果たしてくれる「椎間板」と呼ばれる組織がありそれが背中側に飛び出してしまうことを椎間板ヘルニアと言います。

フラットバック姿勢では背骨にかかる衝撃が吸収されずにダイレクトに椎間板に加わるため、その衝撃で椎間板は後ろに飛び出してしまいヘルニアとなります。

スウェイバック

スウェイバックとはお腹が前に出てしまっている姿勢です。

この姿勢は背中が丸くなってしまい、頭が前に出てしまうことで肩こりや首こりになりやすい姿勢となります。

また骨盤が後ろに倒れてしまうことで、お尻の垂れ下がりの原因にもなります。

お尻のヒップアップにとても大事になってくる筋肉は「大臀筋」と呼ばれる筋肉です。

筋肉は通常、適度に伸ばされた状態を保つことで本来の力を発揮し、正常に動いてくれます。

大臀筋は骨盤から太ももについているので骨盤が後ろに倒れてしまうと、緩んでしまい正常に働かなくてなってしまいます。

それにより、筋肉が衰えてお尻が垂れてきてしまいます。

姿勢を治すためには?

姿勢不良と言っても人によって状態は様々です。

そのため、「治し方」も人によって変わってきます。

運動

多くの方がおそらく足りていないのが運動です。

身体は動かしていないと硬くなり、動きにくくなってしまいます。

腕や足の骨折をした方はわかるかもしれませんが、ギプスを取った後に肘や膝はすぐに動きましたか?

ほとんどの方がなかなか動かせなかったのではないでしょうか?

たった2.3週間固定しただけでも関節の動きは格段に悪くなってしまいます。

また運動をすることで姿勢を保持するための筋力もつけることができます。

人の身体を支えているのは骨と筋肉です。

骨を鍛えることは難しいですが、筋肉は運動でしっかりと鍛えていくことができます。

また筋肉を鍛えることで姿勢が崩れにくくなることもメリットとして挙げられます。

特に姿勢を保持する際に重要になる筋肉は「脊柱起立筋」と呼ばれる筋肉です。

脊柱起立筋は身体が前に倒れてしまうのは支える役割があり、ここの筋肉が弱くなってしまうことで身体を支えれなくなってしまい、姿勢が崩れてしまいます。

姿勢を整えてその状態をキープするためにもしっかりと運動をして脊柱起立筋の筋力をつけていきましょう。

ストレッチ

姿勢を良くするためにはまずは背骨の関節の動きを良くしていく必要があります。

みなさんは背中をしっかり反れますか?

もしくは腰をしっかり丸くすることはできますか?

姿勢を良くしていこうと考えた時に、背中や腰の可動域が狭くなっている方がとても多くいらっしゃいます。

背中や腰の可動域が狭いままだと、いくら背筋を伸ばそうとしてもそれは伸びません。

よくあるのが胸を張ってくださいと言って、背中がそれないので、腰を反りすぎてしまうパターンです。

長年、姿勢不良のまま放置しているとその状態で背骨の関節が固まってしまうため、そこから動きにくくなってしまいます。

そのため、姿勢を戻していくためにはまずは正常な可動域まで戻していってあげることが重要になってきます。

睡眠

睡眠を取ることは姿勢を治していく上で重要な要素となってきます。

睡眠不足が重なってしまうと身体的な疲労だけでなく精神的な疲労も積み重なってしまうため、気分が落ち込みやすくなってしまいます。

よくアニメなどで落ち込んだ人を描く時、下を向いて背中を丸めて落ち込んでいませんか?

あれは、間違いではなく人間は気分が沈んでしまうと姿勢不良に陥りやすくなります。

最後に

姿勢を直していくために運動やストレッチはとても重要です。

しかし、自分なりに姿勢を治そうとしてしまうと間違った方法をしている可能性もあります。

今回、いくつか姿勢の種類を紹介させていただきましたが、これは大きく分けた時の3つです。

不良姿勢には人それぞれの原因があり、人それぞれの改善方法があります。

そのため、自己流でするのではなくまずは専門の方に診てもらうことをおすすめします。

どこにいけば良いかわからない方はぜひカラダの説明書に一度ご相談ください!

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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