【子どもの運動神経を上げる!】運動神経が良い子に育てるためには!?

こんにちは!緑橋で整体院をしている【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。
「運動神経は、遺伝だから仕方がない」
と諦めていませんか?
自分の経験則や周りの子たちをみていて
「子どもを運動神経の良い子に育ててあげたい」
こんな考えを持つ方いませんか?
しかし、運動神経は、遺伝だから仕方がないと諦めている方がとても多いイメージです。
確かに、遺伝によるものも大きいかもしれませんが、それだけで運動神経の良さは、決まりません。
今回は、そんな運動神経について、そもそも運動神経とはなんなのか、また運動神経を良くするためには何をすれば良いのかなどを解説していきます。
運動神経が良いとは?
そもそも運動神経が良いとは、どういう状態でしょうか?
医学的に運動神経とは、身体を動かすために、筋肉に命令を送る神経のことを言います。
この神経がうまく機能しないと、自分の思う通りに身体が動かせず、イメージと違う動きになってしまいます。
その結果、身体の連動がスムーズに行われず、走るのが遅くなったり、細かい動きが苦手になったりしてしまいます。
つまり、運動神経が良いとは、「自分のイメージした通りに身体を動かすことができる」ということです。
運動神経が良い人の特徴は
✅すぐにコツをつかむ
✅身体が自然とその動作に適した動きをする
✅頭で考えたイメージと同じ動きができる
などがあります。
では自分が思うままに身体を動かすためには、何が大事なのか。
ここからは、運動神経を良くするためのお話です。
運動神経は4歳〜12歳の間で決まる!?
運動神経をあげるには「ゴールデンエイジ」と呼ばれる4歳〜12歳の年齢が、とても重要になります。
4歳〜12歳という年齢は、神経系の約90%が完成すると言われる、運動神経の発達のためにはとても重要な時期です。
この時期に、いろんな動きをたくさん経験させて上げることで、運動神経も発達しやすくなり、自分の身体を思うように、動かせるようになります。
大事なのはコーディネーション?
4歳〜12歳の時期は、とにかくいろんな動きを、経験させてあげることが大事です。
その中でも、特に大事になってくるのが「コーディネーション能力」です。
コーディネーション能力とは、全部で7つに別れています。
✅リズム能力
→リズム感を養う。動き出すタイミングなどを上手に掴む
✅バランス能力
→バランスを保ち、崩れた状態から立ち直る。
もしくは、崩れた状態でも安定したパフォーマンスを発揮できる能力
✅変換能力
→状況に応じて、素早く動きを切り替えられる
✅反応能力
→合図に対して、素早く反応して、適切に対応できる
✅連結能力
→身体全体をスムーズに動かせる。
体幹から下半身、下半身から体幹など連動して動かせる
✅定位能力
→動いているものと自分の位置関係を正確に把握できる。
野球のフライなど
✅識別能力
→道具などの自分以外のものを認識して、上手に動かせる
これらの能力は、個別にトレーニングしていくのではなく、いくつかの能力を合わせてトレーニングしていくことが、重要になります。
ここからは、そんなトレーニング方法についてお伝えしていきます。
コーディネーション能力を上げるトレーニングとは!?
ここで大事なのは「4歳〜12歳の子どもでもできるトレーニングで、尚且つ楽しめるものである」ということです。
また親子でできるようなトレーニングであれば、家でもできるためおすすめです。
手押し相撲で鍛える!
これは老若男女、幅広い年代の方々がしたことのある遊びだと思います。
この手押し相撲では、
✅バランス能力
→倒れないように、身体をコントロールする
✅変換能力
→相手の出方によって、押す引くなどの動作を切り替える
✅反応能力
→相手の出方によって、手を引くなどの動作が必要
これらの能力が鍛えられます。
手押し車で家中を歩き回る!
手押し車は、トレーニングの現場でも使える、とても効果的な運動です。
✅バランス能力
→前に進むときに、片手を離すと支持が少なくなる
また持っている足の片方を離すことで、バランスをとるトレーニングになる
✅反応能力
→持っている足を離すことで、かたしでバランスをとることになり、瞬時にバランスを整える反応速度を鍛える
✅連結能力
→上半身で身体を支えながら、前に進むことで上肢から体幹にかけての連結能力が鍛えられる
手押し車は、前に進んだり、後ろに下がったり、片足だけ持つなどバリエーションが豊富です。
それに、やってみるとわかるのですが意外と辛いので、トレーニングにも最適です。
後出しOKなじゃんけん!
これは、片方だけが先に手を出し、もう片方ができるだけ素早く、その手に勝てる手を出します。
これらトレーニングというよりも、遊びに近い感覚でやっていただきたいです。
✅変換能力
→相手の出方によって、自分の手を変える
✅反応能力
→ 相手の出方によって、自分の手を変える
これらの能力が鍛えられます。
どれも簡単で、いろんなアレンジができるトレーニングです。
これらのトレーニングを楽しいと感じてもらい、一緒にすることでお子様のコーディネーション能力を上げることができます。
最後に
運動神経が良くなって、活躍する場面はスポーツをら思い浮かべがちですが、それだけではありません。
大人になってからの、転倒の回避や歩くスピードにも関わってきます。
子どもの頃から意識して、トレーニングすることで、大きく変わってきます。
しかし、大人になってからも運動神経は鍛えられます。
遅いと思わず、つまづくことが多くなった方や歩くスピードが遅くなって来たな、と思う方はぜひ一度、トレーニングしてみてください。
大阪市にお済みの方は、緑橋駅にある、カラダの説明書にご相談いただければ、国家資格を持ったトレーナーがあなたに合ったトレーニングプランを提案させていただきます。

