【立ち仕事でひどい浮腫はこれで解決!】浮腫の原因と予防方法とは!!

こんにちは!緑橋で整体院をしている【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。
みなさんは浮腫を感じたことはありますか?
立ち仕事や外回りなど、日中常に立っている人は経験している人が多いかもしれません。
今回はそんな【浮腫】についてお話していきます。
「私は、全然浮腫んでないよ」
って方もいるかと思いますが、意外と浮腫んでたりします。
簡単なチェック方法は、夜に靴下を脱いだ時に、足首に靴下の跡があるかどうか。
これをチェックしてみてください!
ここで、くっきり段差ができるほど、跡が残っている方は浮腫んでいる可能性がとても高いです。
ではなぜ、浮腫は起こるのでしょうか?
また浮腫を起こさないためにははどうすれば良いのでしょうか?
浮腫の原因とは?
そもそも浮腫とは、皮膚の下に余分な水分が溜まっている状態を言います。
それにより、いつもより足やふくらはぎが太く見えてしまいます。
ではなぜ、このように皮膚の下に水分が溜まってしまうのでしょうか?
食生活による浮腫
浮腫の原因の一つは、塩分や水分の摂りすぎです。
元々、人の身体は、毛細血管と言われる細い血管を通って、全身の細胞に栄養や酸素を届けています。
そして、その毛細血管には微小な穴がいくつも開いており、その穴から細胞と細胞の間に、栄養と酸素を届けています。
しかし、塩分を大量に摂りすぎてしまうと、体内の塩分濃度が上がり、身体は塩分濃度を下げようと水分を身体に蓄えるようになります。
そうすると、蓄えられた水分たちは、どんどん毛細血管を通って、細胞と細胞の間に染み込んでいき、これが浮腫となって、身体に表れます。
また「タンパク質」の不足も浮腫の原因の一つになります。
血液に含まれるアルブミンと呼ばれるタンパク質は、血管中と外の水分の量を調節する役割を持っています。
そのため、タンパク質が不足し、アルブミンが不足すると浮腫の原因になります。
ストレスによる浮腫
人間はストレスによって、血行が悪くなったり、本来より多くホルモンが分泌されたりと、身体の至る所で異常が発生します。
浮腫もその一つです。
まず、ストレスがかかることによって、コルチゾールというホルモンが分泌されます。
このコルチゾールは血管とリンパ管の間の水分の出し入れを低下させてしまいます。
それによって、血管からリンパ管へと漏れ出す水分が増えてしまい、浮腫の原因となります。
またストレスは、血行が悪くなり、血液が滞る原因です。
血液が滞ってしまうと、体内の水分の循環ができなくなり、細胞と細胞の間に水が残り続けることになってしまいます。
これにコルチゾールの作用も加わり、浮腫はどんどん酷くなってしまいます。
遺伝による浮腫
浮腫にも遺伝による浮腫があります。
それが「遺伝性血管性浮腫」です。
この血管性浮腫とは、血管の変化が原因の浮腫によるものを言います。
そして、血管性浮腫の中でも、生まれつき(遺伝的に)体内にあるタンパク質の、C1インヒビターの量が少なかったり、働きが弱いことによって起こる浮腫を遺伝性血管性浮腫と呼ばれます。
C1インヒビターとは、血液中の中で「ブラジキニン」の量が増えないようにする働きを持っています。
そして、このブラジキニンには血圧の調節や炎症に関わっており、受容体にくっつくと浮腫みや痛みを引き起こします。
この浮腫を抑えるためには、病院に行き薬を飲んで改善させていく方法があります。
浮腫の予防には何をしたら良い?
ここまで、浮腫になる原因について解説してきました。
でもおそらく、栄養面やストレスなど、なんとなく想像できることも多かったのではないでしょうか?
このように、理由はわかってるけど、治し方がわからないという方も多いと思います。
そのために、ここからは浮腫の予防について解説していきます。
カリウムを摂取する
浮腫の原因の一つに、塩分の摂りすぎがあります。
カリウムには、この塩分を体外に効率よく排出する役割があります。
現代の食生活では、塩分の1日の目標摂取量を、1食で超えてしまうことがとても多いです。
アプリなどで、カロリー計算をしている人ならわかるかもしれませんが、なにも考えずに食べていると、倍近く摂取してしまう可能性が高くなります。
そのため、塩分の摂取量をコントロールする事は前提として大切ですが、塩分を効率よく身体から排除する方法も一緒に進めていきましょう。
カリウムは幅広い食品に含まれていますが、特に含有量の多い食材は以下の食材です。
- 藻類(こんぶ、ひじに、あおさ)
- 果物類(あんぶ、ぶどう、いちじく、アボカド)
- いも類(さつまいも、じゃがいも)
- 豆類(納豆、豆乳)
日頃の料理に少しだけ加えてみてください。
ストレスを溜めない
浮腫の原因の多くは血行不良です。
血行が悪くなることによって、血液が下半身に溜まってしまい、浮腫に繋がります。
そのため、ストレスを溜めないことが大事になってきます。
ストレスの解消方法は人によって様々ですが、血行を良くすることを考えると、お風呂に入る、ジョギングなどがおすすめです。
また、マッサージやストレッチも血行を良くし、心身のリラックスにも効果的です。
筋肉を動かす
浮腫んでいる方の、共通点の一つとして「運動不足」が挙げられます。
血液は、心臓から押し出されて全身を巡り、また心臓へと戻ってくる、これが血液の流れです。
しかし、下半身に流れた血液は、重力に逆らって心臓へと戻って来ないといけないため、上半身よりも心臓に戻りにくくなります。
その、血液を戻すために、下半身には第2の心臓と呼ばれるものがあります。
それが「ふくらはぎ」です。
筋肉は、収縮と弛緩を繰り返すことで、心臓のように血流を押し出す力があります。
これを「筋肉のポンプ作用」と言い、これによって血液は下半身から心臓に戻ってこれます。
しかし、運動不足によりふくらはぎの筋力が弱ってしまうと、この機能も弱くなり、下半身に血液が溜まってしまいます。
運動不足によって、浮腫んでしまうのは、これが原因です。
最後に
浮腫にはスタイルが悪く見えるや靴下などの跡がつくなどの問題がありますが、ひどくなると痺れや痛みにも繋がります。
「浮腫がひどくて、これを改善したい」
「でもなにをしたら良いかわからない」
という方は、ぜひ一度緑橋駅にある整体院、カラダの説明にご相談ください。
カラダの説明書では、国家資格を持ったトレーナーがあなたに合ったプランをご提案させていただきます。
身体の痛みや不調があっても、それをしっかり治療・改善させてからトレーニングに入れるのでご安心ください。
