G-PVZDF61VZF 【胃袋を大きくする方法】身体を大きくしたい人が知っておくべき“食べる力”の鍛え方 - カラダの説明書

【胃袋を大きくする方法】身体を大きくしたい人が知っておくべき“食べる力”の鍛え方

謙介春藤

大阪メトロ緑橋駅から徒歩1分  

整体とパーソナルトレーニングで痛みや疲労の改善を目指す  

カラダの説明書 緑橋の春藤謙介です。

今回は「胃袋を大きくする方法」についてお話しします。

筋肉を増やしたい、体重を増やしたいと願う多くの方がつまずくのが「思ったより食べられない」という壁。

「食べることもトレーニングの一部」

と分かっていても、途中でお腹いっぱいになってしまって、結果的に摂取カロリーが不足しているというケースは少なくありません。

特に、もともと少食だった方、細身体型でなかなか身体が大きくならないと悩んでいる方にとって、胃袋の容量を育てること=食べる力をつけることはとても大切な取り組みです。

この記事では、

「なぜ胃袋が大きくならないのか?」

「どうすれば食べられる量が増えていくのか?」

という点について、解説していきます。

なぜ「胃袋を大きくすること」が必要なのか?

まずは「胃袋を大きくする」という行為の意味と必要性について整理しておきましょう。

食事量を増やさないと体は大きくならない

筋肉を増やすにはトレーニングが必要ですが、それと同じくらい重要なのがエネルギーと栄養の摂取です。

たとえば、1日に必要なカロリーが2,800kcalの人が、2,200kcalしか摂れていなければ、筋肉は増えるどころか減ってしまうこともあります。

つまり、「身体を変える」ためには、食べる量を増やす=胃袋の容量を少しずつ育てる必要があるのです。

胃の大きさは“固定”ではない

「自分はもともと胃が小さいから無理なんだ」

そう思っている方は多いですが、実は胃は筋肉でできた伸縮性のある臓器です。

・空腹時は小さくしぼんでいる

・食べ物が入ると風船のようにふくらむ

・少しずつ食事量を増やすと、収納力が増える

このように、胃は日々の食事量や食習慣によってある程度“育てる”ことが可能です。

逆に、食事量が減ると胃も自然と縮んでしまいます。

胃袋を育てることは「消化力」の強化にもつながる

ただ単に「たくさん食べられるようになる」だけでなく、胃袋を大きくする過程では消化力や吸収力も高まる傾向があります。

これは、食べることによって胃腸の血流が増え、胃酸の分泌や腸の動きが活発になるためです。

消化吸収がスムーズになると、栄養の利用効率も上がり、より筋肉の材料やエネルギーとして活かされやすくなります。

胃袋を大きくするための具体的なステップ

ここからは、実際に胃袋を大きくするための方法を、段階的に解説していきます。

まずは「一口分だけ多く食べる」ことからスタート

いきなり食事量を倍に増やそうとしても、胃腸がびっくりしてしまい、逆に苦しくなって続きません。

最も効果的なのは、今より“一口だけ多く”食べる習慣をつけることです。

何事もいきなり上手くはいきません。

胃袋の拡張も少しずつ広げていくことが効果的です。

・ごはんをいつもより「一口分」多くよそう

・卵を1個から1.5個にする

・味噌汁の具材を少し増やす

この「+一口」を毎食続けることで、胃が“少しずつ拡張する”感覚が育っていきます。

そして、ある日気がつくと「以前より多く食べられるようになっている」と実感できる瞬間が訪れます。

「間食」で胃を少しずつ広げる

一気に食べるのが苦手な人には、「間食を使って胃を慣らす方法」もおすすめです。

間食は単なるエネルギー補給ではなく、胃を育てる訓練にもなります。

おすすめの間食は以下のようなものです。

・おにぎり1個

・バナナ+はちみつ

・ゆで卵+チーズ

・プロテイン+牛乳

大切なのは、「ちょっとだけ満腹を超える感覚」に体を慣らすこと。

最初は無理なく、毎日一定時間に間食を入れることで胃に“余裕を持たせる感覚”がつかめてきます。

 胃を圧迫しない姿勢や習慣も大切

胃袋を大きくしたいと思っても、物理的に胃が圧迫されている状態では思うように食べられません。  

以下のような日常的な姿勢や生活習慣の見直しも大切です。

・食事中は猫背を避け、やや背筋を伸ばす(胃のスペースを確保)

・食後すぐに横にならない(消化不良を防ぐ)

・食前に冷たい水を大量に飲まない(胃液が薄まり、消化機能が低下)

また、トレーニングや整体で肋骨や横隔膜の動きを改善することで、胃に余裕ができることもあります。

特に「呼吸が浅い人」「姿勢が悪い人」は、胃が物理的に押しつぶされている可能性があるため、骨格から整えるアプローチも有効かもしれません。

睡眠やストレスも胃の働きに大きく関係する

胃は自律神経の影響を強く受ける臓器です。  

「ストレスが強い」「睡眠不足が続いている」「イライラする」

そういった状態では、胃がうまく働かず、「食べたくても食べられない」状態に陥ることがあります。

生活のリズムや気分の安定も大切な“胃袋トレーニング”の一部と捉えましょう。

最後に「食べる力はあなたの武器になる」

「胃袋を大きくする」と聞くと、どこか荒療治のように感じるかもしれませんが、実際には身体と相談しながら丁寧に育てていくものです。

スポーツ選手や筋肉を増やしたい人にとって、「食べる力」はトレーニングと同じくらい重要なスキルです。

そのためにも、焦らず、無理せず、昨日の自分を少しだけ超える努力を積み重ねていきましょう。

「食べるのが苦手」

「食事量を増やしたいけどうまくいかない」

「姿勢や呼吸で内臓の動きが悪い気がする」

そんな方は、ぜひ今回の記事を参考に胃袋を育ててみてください

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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