G-PVZDF61VZF 【怪我を起こしやすい動作とは?】怪我をする多くの方に共通する動作とは? - カラダの説明書
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【怪我を起こしやすい動作とは?】怪我をする多くの方に共通する動作とは?

謙介春藤

こんにちは!緑橋で整体院をしている【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。

サッカーに怪我はつきものです。

足関節捻挫やオスグッド、打撲、骨折、脱臼などサッカーをしていると、たくさんの怪我と遭遇します。

引退までの間に、一つも怪我しない選手はほとんどいないと思います。

とはいえ、怪我をしてしまうと、長期間の離脱や怪我の恐怖から思うように動けないなど、パフォーマンスに大きな影響があります。

ではどうすれば、そんな怪我からできるだけ自分の身を守ることができるのでしょうか?

それは、「身体のエラー動作」を改善することです。

エラー動作とは、スポーツをしている時の切り返しやジャンプ、着地などに動作が怪我をしやすい動作になっていることを言います。

今回は、そんなエラー動作について解説していきます。

この記事を読んで、少しでも多くの方が怪我することなく、選手人生を終えられたら幸いです。

サッカーで起こりやすい怪我とは?

サッカーでは、他の競技に比べて、切り替えし動作が多く、試合時間も45分の前後半と長時間動き続けることが特徴のスポーツです。

そのため、疲労の蓄積による怪我と一回の外力によって起こる怪我の両方が起こりやすくなります。

また、それぞれに適した予防方法や避けたいエラー動作もあります。

ここからは、サッカーに起こりやすい怪我を簡単に解説していきます。

足関節捻挫

足関節捻挫は、内側に痛みがでる捻挫と外側に痛みが出る捻挫があります。

多いのは、外側に痛みが出る捻挫です。

足関節捻挫は1度、受傷するとしっかり治療からリハビリまでしないと、再発しやすい怪我です。

また、足関節の可動域の低下も起こるため、日常生活にも支障をきたす場合もあります。

ひどい場合、骨折を伴うこともあるため、足関節捻挫が疑わしい場合は、病院に行ってしっかり評価してもらうことをお勧めします。

シンスプリント

シンスプリントは、オーバーユーズによる怪我になります。

オーバーユーズとは、使いすぎという意味です。

すねの内側、下3分の1に痛みが出現し、激しい練習や長時間の練習などによって起こります。

特に、進学したての中学生や高校生はプレー強度が激しくなり、練習内容も強度が上がるため、この時期に起こりやすい怪我です。

動作としては、繰り返しのジャンプや長時間のランニングで起こりやすくなります。

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病(以下、オスグッド)は、脛骨粗面と呼ばれるお皿の少し下の盛り上がっている部分に、痛みが出てくる怪我です。

これは、成長期に多くみられ、前ももの硬さなどが原因となります。

オスグッドの特徴としては、初めは痛みが弱く、練習中だけ現れます。

そのため、病院や整骨院に行かず、放置されてしまいます。

それによって、症状が悪化してしまい、痛みが長引いてしまいます。

内側側副靱帯損傷

内側側副靱帯は、膝関節の内側に付く靭帯で、膝関節が内に入りすぎるのを防いでくれます。

この靭帯は、切り返しやジャンプの着地の時に起こることが多く、1度損傷してしまうと復帰までに長い期間を要します。

また、内側側副靱帯は内側半月板や前十字靭帯も一緒に損傷する可能性が高い怪我です。

これらを一緒に損傷することを「不幸の3兆候」と言います。

起こりやすいエラー動作とは?

怪我は、どれだけ予防していても起こってしまうものです。

しかし、しっかり予防をすることで防げる怪我もあります。

痛みが引いて、リハビリをしていく中で筋力や関節可動域の獲得は必ず行います。

そして、それと同じぐらい大事になってくるのが「動作の改善」です。

ここからは、どんな動作が怪我に繋がりやすいのかについて解説していきます。

膝が内に入るニーイン&トゥーアウト(knee-in&toe-out )

knee-in&toe-out は、膝が内に入り、つま先が外側を向くような、膝が捻じれるような動作を言います。

エラー動作の中でも特に多い動作の一つです。

この動作は、ジャンプの着地や切り返しなどの動作の時に、膝が内に入りすぎてしまうことを言います。

膝が内に入りすぎてしまうと、膝の内側が必要以上に伸ばされるような形になってしまいます。

それによって内側側副靱帯や膝関節の中にある、半月板などが損傷しやすくなる動作です。

この動作が出てしまう選手は、股関節を外側に開く筋肉(外旋六筋)や中臀筋と呼ばれる、股関節を安定させるような筋肉が弱いことが多くあります。

扁平足

扁平足とは、土踏まずがなくなってしまい、足部が内側に倒れてしまっているような状態を言います。

足部には、通常、「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」「横アーチ」の三つのアーチがあります。

これらのアーチは、足をついた時の地面との接触の衝撃を和らげたり、歩行時の推進力など動作の中で欠かせない役割を果たしてくれています。

このアーチが潰れてしまうと、衝撃の吸収ができずに膝や股関節、腰などにかかる負担が大きくなってしまいます。

それにより、慢性的な痛みや疲労を感じやすくなってしまいます。

また、扁平足はニーイントゥーアウトの原因にもなってしまうため、膝の怪我にも注意が必要です。

オーバーユーズ(使いすぎ)

これは改善する動作というわけではありませんが、エラー動作の原因となるものです。

前述したシンスプリントやオスグッドはオーバーユーズも原因の一つとなります。

特に進学してすぐや練習が激しくなるタイミングで起こることが多いです。

オーバーユーズは、徐々に痛みが増してくるため、初めは我慢して練習を続けてしまいます。

しかし、ひどくなると痛みが強くなり、さらには、痛みが引くまでに長い期間が必要になるため、痛みが出始めたタイミングが治療を開始する重要な時期になります。

最後に

いかがだったでしょうか?

自分に当てはまる動作はありましたか?

普段の動作は、なかなか自分で確認することはできません。

そのため、あまり気づかない人が多いですが、怪我をして来院される方は、動作改善が必要な方が多くいます。

少しでも当てはまるものがある方は、ぜひ一度近くの整骨院に行ってみてください。

緑橋駅の近くに住んでいる方は、ぜひカラダの説明書にお越しください。

国家資格を持ったトレーナーが、あなたに必要なトレーニングを提案させていただきます。

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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