G-PVZDF61VZF 【姿勢でパフォーマンスが変わる!?】姿勢を変えてパフォーマンスUP! - カラダの説明書
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【姿勢でパフォーマンスが変わる!?】姿勢を変えてパフォーマンスUP!

謙介春藤

こんにちは!大阪市城東区【カラダの説明書】の春藤謙介(シュントウ ケンスケ)です。

みなさんはスポーツをしていますか?

スポーツをしていると、上達するためにたくさん練習したり、もしくは怪我を予防するためにストレッチをしたり、いろんなことをしてきたと思います。

しかし、意外と皆さんが見落としがちなのが【姿勢】です。

姿勢は、正しくすることによってパフォーマンスアップや怪我の予防に繋げることができます。

今回はそんな【姿勢】について、姿勢がどのようにパフォーマンスアップや怪我の予防に繋がるかを解説していきます。

この記事を読んでみなさんが、少しでも姿勢を改善するキッカケになってくれれば幸いです。

姿勢とスポーツはどう関係しているのか?

世間的に言われる不良姿勢ですが、実は「絶対に悪い」とは言い切れません。

驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、スポーツにおいて、不良姿勢が良い場面もあります。

例えば猫背のように身体を丸くした姿勢は、ボクシングのようなお腹を打たれるスポーツでは有効です。

なぜかというと、身体を丸くして腹筋に力を入れることでパンチの衝撃を軽くしダメージを少なく抑えることができるからです。

このように「不良姿勢=悪」というイメージは間違っていることもあるため、「自分の姿勢は悪いからダメなんだ」という思い込みはやめましょう。

とはいえ不良姿勢になることのデメリットもあるので、ここからはそのデメリットもお伝えしていきます。

お尻の筋肉が上手く使えない

姿勢が崩れるときは「骨盤」も一緒に崩れていることが多いです。

骨盤は本来の位置から後ろに倒れることで、骨盤の上についている背骨が崩れてしまい、猫背や巻き肩を引き起こす原因となってしまいます。

また骨盤が後ろに倒れて姿勢が悪くなってしまうと、お尻の筋肉が上手く使えなくなってしまい、スポーツのパフォーマンスや日常生活で腰痛になりやすくなります。

具体的にお尻の筋肉が使えないとどうなるかというと

  • ジャンプで高く跳べない
  • 踏ん張りが効かない
  • 腰を痛めやすい

などたくさんの問題が出てきます。

筋肉は一定の張力を保つことで最大限の力を発揮することができます。

しかし、お尻についている筋肉「大臀筋」と呼ばれる筋肉は、骨盤から大腿骨(太ももの骨)についており、骨盤が後ろに倒れてしまうと本来の張力が失われて弛んでしまいます。

そして、大臀筋の役割の一つに歩行時の踵をついた時の衝撃の吸収があります。

これは踵をついたときに大臀筋が力を発揮することで、腰にかかる負担を軽減させてくれる役割です。

しかし、これも骨盤が後ろに倒れてしまい大臀筋がうまく働かないと衝撃がもろに腰に加わり、腰痛になってしまいます。

スポーツをしている方だと1日にたくさん走ったり歩いたりするため、この積み重ねが腰痛を誘発させる要因となってしまいます。

またパフォーマンスにおいても大臀筋はとても重要な筋肉です。

例えば、ラグビー選手がタックルに入るとき、またはサッカーのキーパーが構えたとき、股関節を引いて深くしゃがんでいませんか?

これは「ヒンジ」と呼ばれる動作で股関節を後ろに引き、骨盤を前傾させることで、大臀筋にストレッチをかけ、より強く大臀筋を働かせるための動きです。

この大臀筋を最大限活かすためのヒンジ動作は、野球やサッカー、ゴルフ、バスケットボールなど、ほぼ全てのスポーツにおいて重要な役割を果たすため、パフォーマンスアップにおいては欠かせない動作です。

それほど大臀筋は重要な筋肉の1つで、姿勢が崩れた際にスポーツにおいて1番デメリットとなるポイントになります。

肩が上がりにくい

姿勢が悪くなると肩が上がりにくくなり、バレーや野球などのオーバーハンドスポーツにおいて、怪我のリスクやパフォーマンスの質を下げる要因となってしまいます。

姿勢不良において特に問題となるのが「可動域の減少」です。

日頃から背骨が丸くなった状態で生活していると、背骨がそこから後ろに反りにくくなってしまいます。

この背中を後ろに反りにくくなることはスポーツのパフォーマンスに直結する問題です。

例えば野球やバレーなどのオーバーハンドスポーツでは、肩を上に上げ、背中を反っていくことで身体全体を弓のようにしならせ、強力なピッチングやスパイクに繋げていきます。

しかし、普段の姿勢不良により背中が反れなくなってしまうと、肩だけで動作を行うため、威力が半減してしまいます。

また背中が反れない分を、腰や肩を無理やり上げることでカバーしてしまうため、怪我のリスクにもなります。

姿勢を良くするためにはどうすれば良いか

よく姿勢を良くするために骨盤ベルトや姿勢矯正の道具を使用する方がいらっしゃいます。

それも方法としては間違ってはいません。

ただ、おすすめはしません。

それは、道具を使って姿勢を矯正してしまうと、本来であれば姿勢保持のために働く筋肉が、道具を使うことで働かなくなってしまうためです。

働かなくなった筋肉は筋力が落ちていき、道具を外したときにより悪い姿勢となってしまう可能性があります。

そのため、特にスポーツをしている方にはあまり道具を使った姿勢矯正はおすすめしません。

ではどのような方法で姿勢を変えていけば良いのでしょうか?

運動

まずは運動です。

人の身体には姿勢を保持するための筋肉があります。

この筋肉が弱くなってくることで、姿勢を保てなくなり、猫背や巻き肩になってしまいます。

しかし、「背中をまっすぐにしたいから背筋を鍛える」だけではなかなか良くなりません。

人にはそれぞれ不良姿勢になっている原因があります。

その原因は背中の筋肉かもしれないし、足の筋肉かもしれません。

その原因の筋肉をしっかり見極めて、運動をしていかないと、長い年月をかけて作られた不良姿勢を治すことはできません。

そのため、本気で姿勢を治したい方は一度プロに診てもらいましょう。

そして、自分に合った姿勢改善の方法を教えてもらうのが1番の近道です。

どこにいけば良いかわからないという方は、ぜひ一度カラダの説明書にご連絡ください。

カラダの説明書ではお客様一人ひとりに合った、プランを提供させていただきます。

疲労を回復させる

姿勢を改善させるために意外と軽視されがちなのが「疲労」です。

思い浮かべてほしいシーンがあります。

みなさんが疲れて家に帰ってきたとき、ふーっと一息ついて、力を抜いたときの姿勢はどのような姿勢でしょうか?

おそらく背中全体を丸めて骨盤が後ろに倒れているかと思います。

このように人は疲労が溜まってくると無意識のうちに身体を楽な姿勢にしようと、筋肉の力を抜き身体を丸くしていきます。

これが慢性的に疲労している身体だと姿勢は常に悪い状態が続き、それが原因で背骨の動きも悪くなり、身体の動きも硬くなってしまいます。

そのため、姿勢を改善させていく、もしくは不良姿勢を予防するためには日頃の疲れを、しっかり癒していくことも重要になってきます。

疲労をとるためには「入浴」「食事」「睡眠」「軽い運動」が重要になるため、これらを意識してみてください。

最後に

姿勢はパフォーマンスにとても大きい影響を与えます。

また怪我のリスクも高くなってしまうため、スポーツ選手には特に改善していただきたいポイントになります。

特に姿勢不良によって起こる「可動域低下」は怪我やパフォーマンスの低下に直結してしまうため、注意が必要です。

怪我なく最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、日頃から姿勢を意識して、改善していきましょう。

カラダの説明書では姿勢改善はもちろん、疲労回復のための身体のケアやトレーニングも提供しています。

お客様の目標を叶えるため、一人ひとりしっかり評価をしてその人に合ったプランを提供させていただきます。

お身体でお困りのことがありましたらぜひご連絡ください。

ABOUT ME
春藤謙介
春藤謙介
パーソナルトレーナー
大手整骨院、フィットネスジムでの勤務経験後にサッカートレーナーとしての活動を開始。 現在は高校サッカー選手のサポートをしながら、自身も競技力向上に向けて研鑽を積んでます。 ジュニアアスリートに強靭なカラダと怪我しないカラダ作りを授けるトレーナーです。
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