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ランナーのトレーニング

【3ステップ】ランニング効率を最大化!フォーム作りでパフォーマンスUP!

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ランニング効率を最大化!フォーム作りでパフォーマンスUP!

こんにちは!奥村将です。大阪市城東区緑橋でパーソナルトレーナーとして活動しています。ランニング初心者から上級者まで、それぞれの目標達成をサポートし、ランニングを通して健康で充実した毎日を送れるようにお手伝いしています。

ランニングは、手軽に始められる全身運動として人気ですが、間違ったフォームで続けていると、怪我のリスクを高めたり、パフォーマンスを低下させたりする可能性があります。

この記事では、ランニングの効率を最大化するためのフォーム作りの重要性と、具体的なステップ、さらに専門的な解説を加えて詳しく解説します。正しいフォームを身につけることで、怪我の予防、パフォーマンスの向上、そしてランニングの楽しさを最大限に実感できるはずです。さあ、一緒に理想のランニングフォームを手に入れましょう!

無駄な力を抜いてリラックスするフォーム作りの重要性

ランニングにおいて、無駄な力が入っていると、筋肉の使い方が非効率になり、疲労しやすくなります。肩や腕に力が入っていたり、顎が上がっていたりすると、身体全体のバランスが崩れ、スムーズな重心移動が阻害されます。これは、拮抗筋と呼ばれる、互いに反対の動きをする筋肉が同時に働いてしまうことで起こります。例えば、腕を曲げる際に、力こぶを作る筋肉(上腕二頭筋)だけでなく、腕を伸ばす筋肉(上腕三頭筋)にも力が入ってしまう状態です。この拮抗筋の同時収縮は、エネルギーの無駄遣いだけでなく、筋肉の柔軟性を損ない、怪我のリスクを高めます。

リラックスしたフォームで走るためには、「健康小僧」をイメージしてみてください。無駄な力を入れずに、自然体で軽くスキップするようなイメージで走ることで、効率的なフォームに近づきます。

余分な力の消費を抑え、パフォーマンス向上!

無駄な力が入った状態で走ると、エネルギー消費が増加し、すぐに疲れてしまいます。リラックスしたフォームを意識することで、エネルギー消費を抑え、より長く、より速く走ることができるようになります。筋活動の効率化は、パフォーマンス向上に直結します。必要な筋肉だけを適切なタイミングで動かすことで、エネルギーロスを最小限に抑え、最大限の力を発揮できるようになります。

正しいフォームの習得は、快適なランニングを実現するための最優先事項です。

上半身のリラックス

肩・腕・首の力を抜く

肩や腕に力が入っていると、上半身が緊張し、呼吸が浅くなり、疲労が溜まりやすくなります。また、首が緊張すると、肩や腕にも力が入ってしまうため、首の力を抜くことも重要です。過剰な筋緊張は、血流を阻害し、筋肉への酸素供給を減少させます。結果として、乳酸などの疲労物質が蓄積しやすくなり、パフォーマンス低下や筋肉痛の原因となります。

  • 肩をリラックスさせる:肩をすくめたり、力を入れたりせず、自然に下ろしましょう。肩甲骨を意識的に下げることで、肩周りの筋肉がリラックスしやすくなります。
  • 腕をリラックスさせる:肘を軽く曲げ、自然に前後に振りましょう。腕を振る際に、力こぶを作ったり、拳を握り締めたりしないように注意しましょう。
  • 首をリラックスさせる:顎を引かず、目線を前方に向けて走りましょう。首をリラックスさせることで、肩や腕の力も抜けやすくなります。

体幹の安定性

体幹を意識して効率的な走りを!

体幹は、身体の安定性を保つ上で重要な役割を果たします。ランニングにおいても、体幹が安定していることで、無駄な動きが減り、効率的な走りが可能になります。体幹は、上半身と下半身を繋ぐ重要な部分であり、ランニング中の姿勢維持やスムーズな体重移動に大きく関わっています。体幹が弱いと、身体が左右に揺れたり、前傾姿勢が崩れたりしやすく、無駄なエネルギーを消費してしまいます。

体幹トレーニングはランニングフォーム改善に役立ちますが、体幹を「固める」のではなく、「安定させる」ことが重要です。体幹を固めすぎると、動きが制限され、柔軟なフォームで走ることができなくなります。体幹を安定させるためには、腹筋群(腹直筋、腹斜筋、腹横筋)や背筋群(脊柱起立筋群)、そして骨盤周りの筋肉(腸腰筋、大殿筋、中殿筋、小殿筋)をバランス良く鍛えることが重要です。

下半身の力

脚の使い方で推進力を生み出す!

ランニングの推進力は、主に下半身の筋肉によって生み出されます。太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス)、お尻(大殿筋、中殿筋、小殿筋)、ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)などの筋肉を効果的に使うことで、大きな推進力を得ることができます。これらの筋肉は、ランニング中に地面を蹴り出す際に大きな力を発揮し、身体を前進させる原動力となります。

  • 股関節を意識して大きく動かす:股関節から脚を動かすことで、ストライドを大きくし、推進力を高めることができます。股関節の可動域が狭い場合、ストライドが小さくなり、歩数が多くなってしまい、結果的にエネルギー消費が増加してしまいます。股関節の柔軟性を高めるストレッチを行うことで、より大きなストライドで走ることができるようになります。
  • 足裏全体で着地する:かかと着地は、着地の衝撃を吸収しにくく、怪我のリスクを高める可能性があります。足裏全体で着地することで、衝撃を分散させ、怪我の予防に繋がります。ミッドフット着地やフォアフット着地は、かかと着地に比べて、着地の衝撃を効率的に吸収し、推進力に変換することができます。
  • つま先で地面を蹴り出す:つま先で地面を力強く蹴り出すことで、推進力を得ることができます。ふくらはぎの筋肉を効果的に使うことで、より大きな推進力を生み出すことができます。

効果的なフォームを身につけるための3つのステップ

ステップ1:現状のフォームをチェック!

自分のフォームを客観的に見よう!

まずは、現在の自分のランニングフォームを客観的に確認することが重要です。動画撮影や専門家に見てもらうことで、自分のフォームの癖や改善点が見えてきます。自分のフォームを客観的に評価することは、フォーム改善の第一歩です。

  • 動画撮影:スマートフォンなどで自分のランニングフォームを撮影し、客観的に確認しましょう。スローモーションで再生することで、より細かい部分までチェックすることができます。撮影する際は、正面、側面、後方など、複数の角度から撮影すると、より多角的に分析することができます。
  • 専門家によるチェック:パーソナルトレーナーやランニングコーチに見てもらうことで、より詳細なアドバイスを受けることができます。客観的な視点からのアドバイスは、フォーム改善に非常に役立ちます。専門家は、あなたの身体の特徴やランニングレベルに合わせたアドバイスを提供してくれます。

ステップ2:ドリル練習でフォーム改善!

フォーム改善のためのドリル練習

フォームの改善には、ドリル練習が効果的です。ドリル練習は、特定の動きを繰り返すことで、正しいフォームを身体に覚え込ませるトレーニングです。ドリル練習は、ランニングフォームを構成する個々の要素を強化する効果があります。

ドリル練習の種類
  • もも上げ:その場で高くももを上げて走ることで、股関節の動きを意識することができます。股関節の柔軟性向上にも効果的です。ももを高く上げることで、腸腰筋が活性化され、股関節の可動域が広がります。
  • かかと上げ:その場でお尻にかかとを付けるようにして走ることで、ハムストリングスの柔軟性を高めることができます。ハムストリングスの柔軟性は、怪我の予防にも繋がります。ハムストリングスは、ランニング中に大きな負担がかかる筋肉であり、柔軟性を高めることで、怪我のリスクを軽減することができます。
  • スキップ:リズミカルにスキップすることで、全身の協調性を高めることができます。ランニングのリズム感を養う上でも効果的です。スキップは、腕の振り、脚の動き、体幹のバランスなど、ランニングに必要な要素を統合的に鍛えることができます。
  • バウンディング:大きくジャンプしながら走ることで、脚力強化やストライドの拡大に繋がります。バウンディングは、プライオメトリクストレーニングの一種であり、瞬発力やパワー向上に効果的です。
  • 流し:最後は軽く流しを行い、実践的な動きにつなげましょう。流しは、ドリル練習で習得したフォームを確認し、実践練習にスムーズに移行するための準備運動としても効果的です。

ステップ3:実践練習でフォーム定着!

実践練習でフォームを定着させよう

ドリル練習で習得したフォームを、実践練習で定着させることが重要です。最初は短い距離から始め、徐々に距離を伸ばしていくと良いでしょう。実践練習は、ドリル練習で習得したフォームを実際のランニングで活用し、身体に定着させるためのトレーニングです。

実践練習の種類
  • インターバルトレーニング:高強度のランニングと低強度のランニング(またはウォーキング)を交互に繰り返すトレーニングです。フォームを意識しながら走る練習に最適です。心肺機能の強化にも効果的です。インターバルトレーニングは、心拍数を上下させることで、心肺機能を強化し、持久力向上に繋がります。
  • ペース走:一定のペースで走るトレーニングです。目標とするレースペースで走る練習に効果的です。ペース感覚を養うことができます。ペース走は、目標とするレースペースを身体に覚え込ませ、レース本番でのペース配分を練習することができます。
  • LSD(ロング・スロー・ディスタンス):長い距離をゆっくりとしたペースで走るトレーニングです。フォームを維持しながら長時間走る練習に最適です。持久力向上に効果的です。LSDは、脂肪燃焼効果も高く、ダイエットにも効果的です。距離と時間を重視し、”会話ができる程度のペース”で走るのがポイントです。

無駄な力を抜くための体の使い方

腕の振り方と肩甲骨の動き

腕と肩甲骨を連動させて走ろう!

腕の振りは、ランニングのリズムを作る上で重要な役割を果たします。腕を振る際に、肩甲骨を意識することで、体幹が安定し、より効率的な走りが可能になります。肩甲骨は、腕と体幹を繋ぐ役割を果たしており、肩甲骨の動きがスムーズであれば、腕の振りもスムーズになり、ランニング効率が向上します。

腕の振り方
  • 肩甲骨を寄せる:肩甲骨を背骨に寄せるように意識することで、胸が開き、呼吸がしやすくなります。肩甲骨を寄せることで、肩甲骨周囲の筋肉(僧帽筋、菱形筋など)が活性化され、姿勢が良くなります。腕を後ろに引く際に、肩甲骨を寄せることを意識しましょう。
  • 腕を前後に振る:腕を前後に振ることで、推進力を得ることができます。腕を振る幅は、肩幅程度を目安にしましょう。腕を大きく振りすぎると、上半身の揺れが大きくなり、エネルギーロスに繋がります。肘の角度は90度程度を保ち、リラックスして振りましょう。
  • 肩をリラックスさせる:肩に力が入っていると、腕の振りが小さくなり、スムーズな重心移動が阻害されます。肩の力を抜いて、リラックスして腕を振りましょう。肩の力を抜くことで、腕が自然に前後に振れるようになり、ランニング効率が向上します。

大きな筋肉を使ってエネルギーを節約

大きな筋肉で効率的に走ろう!

ランニングでは、大きな筋肉を使うことで、エネルギー消費を節約し、疲労を軽減することができます。特に、太ももやお尻の筋肉を意識して使うことが重要です。大きな筋肉を使うことで、小さな筋肉の負担を軽減し、効率的にエネルギーを使うことができます。大きな筋肉を効果的に使うことで、長時間のランニングでも疲れにくくなります。

大きな筋肉の使い方
  • 股関節を大きく動かす:股関節から脚を動かすことで、ストライドを大きくし、推進力を高めることができます。股関節は、人体で最も大きな関節であり、大きな筋肉(大殿筋、ハムストリングスなど)が付着しています。股関節を大きく動かすことで、これらの大きな筋肉を効果的に使うことができます。股関節の可動域を広げるためには、日頃からストレッチを行うことが重要です。
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  • 股関節の使い方を解説した記事はこちら
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  • お尻の筋肉を使う:お尻の筋肉を使うことで、体幹を安定させ、効率的な走りをサポートすることができます。お尻の筋肉(大殿筋、中殿筋、小殿筋)は、ランニング中に体幹を安定させる役割を果たしています。お尻の筋肉が弱いと、体幹が不安定になり、無駄な動きが増えてしまいます。お尻の筋肉を鍛えるには、スクワットやランジなどのエクササイズが効果的です。

腕の動きと肩甲骨の連動性

腕と肩甲骨の連動性を高めよう!

腕の動きと肩甲骨の動きは連動しているため、肩甲骨を意識することで、腕の振りがスムーズになり、ランニング効率が向上します。肩甲骨は、鎖骨と上腕骨と関節を形成しており、腕の動きに大きく関わっています。肩甲骨の動きがスムーズであれば、腕の振りもスムーズになり、無駄な力が入ることなく、リラックスして走ることができます。

連動性を高めるためのポイント
  • 肩甲骨の可動域を広げる:肩甲骨の可動域を広げることで、腕を大きく振ることができるようになり、推進力を高めることができます。ストレッチや筋トレで可動域を広げましょう。肩甲骨の可動域を広げるためには、肩甲骨周りの筋肉の柔軟性を高めることが重要です。肩甲骨を上下左右に動かすストレッチや、肩甲骨を回すストレッチなどが効果的です。
  • 肩甲骨周りの筋肉を鍛える:肩甲骨周りの筋肉を鍛えることで、肩甲骨を安定させることができ、怪我の予防にも繋がります。チューブトレーニングなどが効果的です。肩甲骨周りの筋肉を鍛えることで、肩甲骨の安定性が高まり、腕の振りがスムーズになります。ローイングやプッシュアップなどのエクササイズも効果的です。

正しい姿勢と呼吸のコントロール

呼吸を維持する

深い呼吸を心がけよう!

ランニング中は、深い呼吸を心がけることが大切です。呼吸が浅いと、酸素供給が不足し、疲労しやすくなります。ランニング中は、多くの酸素を必要とするため、深い呼吸を意識することで、酸素供給量を増やし、疲労を軽減することができます。深い呼吸は、リラックス効果を高め、精神的な安定にも繋がります。

呼吸法
  • 腹式呼吸:お腹を膨らませるようにして息を吸い、お腹をへこませるようにして息を吐きましょう。横隔膜を大きく動かすことで、多くの酸素を取り込むことができます。腹式呼吸は、リラックス効果もあるため、ランニング中の緊張を和らげる効果も期待できます。
  • 鼻呼吸:鼻から息を吸うことで、空気を温め、加湿することができます。また、鼻呼吸は、リラックス効果もあると言われています。鼻呼吸は、口呼吸に比べて、吸い込む空気の温度と湿度を調整することができるため、喉や気管支を乾燥から守ることができます。

呼吸をコントロールする重要性

心拍数をコントロール!

マラソンでは、心拍数を適切な範囲に保つことが重要です。心拍数が上がりすぎると、すぐに疲れてしまい、最後まで走り切ることができなくなります。心拍数は、運動強度と相関関係にあり、心拍数をコントロールすることで、運動強度を調整することができます。適切な心拍数で走ることで、効率的にトレーニングを行うことができます。

心拍数のコントロール方法
  • ペース配分を調整する:ペース配分を調整することで、心拍数をコントロールすることができます。自分の体力に合ったペースで走るように心がけましょう。ランニングウォッチや心拍計を活用することで、ペース配分を管理することができます。心拍数が上がりすぎている場合は、ペースを落として心拍数を落ち着かせましょう。
  • 心拍計を活用する:心拍計を使うことで、自分の心拍数をリアルタイムで確認することができます。目標心拍数を設定し、トレーニングに役立てましょう。目標心拍数は、年齢や体力レベルによって異なります。最大心拍数の60~80%程度を目安にすると良いでしょう。

まとめ:無駄な力を抜いて快適なランニングを楽しもう!

ランニングは、正しいフォームで走ることで、効率が上がり、怪我のリスクを減らし、より快適に楽しむことができます。無駄な力を抜いてリラックスし、自然なフォームで走ることを心がけましょう。フォーム改善は、一朝一夕でできるものではありません。継続して練習することで、徐々に正しいフォームが身についてきます。焦らず、少しずつ改善していくように心がけましょう。

カラダの説明書では、お客様一人ひとりの目標達成をサポートするために、マンツーマンレッスンを提供しています。経験豊富なトレーナーが、お客様の体力レベルや目標に合わせて、最適なトレーニングメニューを作成します。フルマラソン完走を目指す方、ランニングフォームを改善したい方、怪我なくランニングを楽しみたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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ABOUT ME
奥村将
奥村将
鍼灸師・柔道整復師
プロ野球選手の個人トレーナーを務め、整形外科、フィットネスジムでの経験を活かし施術を行います。 現在はカラダの説明書で施術を行う傍ら、野球塾Amazingでの野球指導を行い、個人競技としては100kmウルトラマラソンの大会に向けて練習を積んでます。
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