G-PVZDF61VZF 【フルマラソン完走への秘訣】腸腰筋トレーニングで脚の疲れを軽減!鍼灸師が徹底解説 - カラダの説明書
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【フルマラソン完走への秘訣】腸腰筋トレーニングで脚の疲れを軽減!鍼灸師が徹底解説

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初めまして、大阪市城東区緑橋にあるカラダの説明書でトレーナーをしている奥村将です。ランナーの皆さん、トレーニングは順調に進んでいますか?

フルマラソンは、ランナーにとって憧れの舞台。しかし、42.195kmという長距離を走り切るには、強靭な体力と精神力、そして正しい知識と戦略が必要です。特に、後半の失速や脚の痛みに悩まされるランナーも多いのではないでしょうか? そこで今回は、フルマラソン完走を目指すランナーに向けて、パフォーマンス向上に直結する「腸腰筋トレーニング」と、フルマラソンを攻略するための包括的な知識について徹底解説します。腸腰筋は、ランニングにおいて非常に重要な役割を果たす筋肉であり、鍛えることで、脚の疲れを軽減、歩幅の拡大、スピードアップ、ケガ予防など、様々な効果が期待できるんです。この記事では、腸腰筋の重要性はもちろん、実践的なトレーニング方法体のケア、ストレッチ、栄養戦略、レースペース配分、メンタルトレーニングまで網羅的に解説していきますので、ぜひ最後まで読んで、日々の練習に役立ててくださいね!

なぜ腸腰筋が重要なのか? ランニングにおける役割とバイオメカニクス

腸腰筋は大腰筋と腸骨筋からなるインナーマッスルで、股関節を屈曲させる主要な筋肉です。ランニングにおいては、遊脚期における脚の振り出し、立脚期における地面への蹴り出し、そして骨盤の安定など、様々な場面で重要な役割を果たします。腸腰筋が弱いと、これらの動作がスムーズに行われなくなり、歩幅が狭くなったり、脚が上がりづらくなったり、腰が落ちて走りにくくなったりします。また、腸腰筋の弱化は、腰痛や膝痛などの原因にも繋がることがあります。

バイオメカニクスの観点から説明すると、腸腰筋は、ランニング中の推進力生成に大きく貢献しています。脚を前に振り出す際に、腸腰筋が収縮することで、股関節が屈曲し、脚がスイングされます。このスイング動作が、地面反力を得るための重要な要素となります。また、腸腰筋は、体幹の安定性にも関与しており、ランニング中の姿勢維持にも重要な役割を果たします。

逆に、腸腰筋がしっかりと鍛えられていると、ストライドが伸び、ピッチも上がりやすくなるため、効率的なランニングフォームの獲得に繋がります。結果として、少ないエネルギーでより速く、より長く走ることができるようになります。

特にフルマラソンでは、後半になるにつれて疲労が蓄積し、腸腰筋をはじめとする全身の筋肉が弱化しやすくなります。そのため、腸腰筋を鍛えることは、フルマラソンを完走するための重要な鍵と言えるでしょう。加えて、腸腰筋の柔軟性を維持することも重要です。硬くなった腸腰筋は、股関節の可動域を制限し、ランニングフォームの悪化やケガのリスクを高めます。

腸腰筋の弱化によるデメリット

  1. 歩幅の減少
  2. 脚の疲れ(特に後半)
  3. 腰痛、膝痛、股関節痛のリスク増加
  4. ランニングフォームの崩れ、エネルギー効率の低下

フルマラソンに向けた腸腰筋トレーニング:段階的な強化でパフォーマンスUP

腸腰筋トレーニングは、自重で行うものから、器具を使ったものまで、様々な種類があります。ここでは、フルマラソンに向けて効果的なトレーニング方法をレベル別にいくつかご紹介します。トレーニングを行う際は、正しいフォームで行うこと、そして無理なく徐々に負荷を上げていくことが重要です。間違ったフォームで行うと、効果が半減するばかりか、ケガのリスクも高まります。最初は少ない回数から始め、徐々に強度を上げていきましょう。また、トレーニング後は、必ずストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。

実践的なトレーニングメニュー(レベル別)

レベル1:初心者向け

  1. レッグレイズ(膝曲げ):仰向けに寝て、膝を90度に曲げた状態で両脚を揃えて持ち上げる。10回~15回を3セット行います。
  2. ニーレイズ:椅子に座り、膝を90度に曲げて持ち上げる。10回~15回を3セット行います。

レベル2:中級者向け

  1. レッグレイズ(脚伸ばし):仰向けに寝て、両脚を伸ばした状態で持ち上げる。腰が浮かない高さまで上げるようにしましょう。10回~15回を3セット行います。
  2. ハンギングレッグレイズ:鉄棒などにぶら下がり、膝を90度に曲げて持ち上げる。10回~15回を3セット行います。

レベル3:上級者向け

  1. ハンギングレッグレイズ(脚伸ばし):鉄棒などにぶら下がり、脚を伸ばした状態で持ち上げる。10回~15回を3セット行います。
  2. 加重レッグレイズ:足首に重りをつけてレッグレイズを行う。10回~15回を3セット行います。

グラつかないための体幹トレーニング:安定したフォームで効率UP

ランニングフォームの安定は、パフォーマンス向上、ケガ予防、そしてフルマラソンを走り切る上で非常に重要です。体幹を鍛えることで、フォームが安定し、無駄な動きを減らし、エネルギー効率を高めることができます。また、体幹の安定性は、着地時の衝撃吸収にも役立ち、脚への負担を軽減します。さらに、体幹が安定することで、呼吸が深くなり、酸素供給効率も向上します。

体幹トレーニングメニュー

  1. プランク:前述したプランクは、体幹トレーニングの基本です。30秒~60秒を3セット行います。肘の位置、骨盤の位置、足の位置に注意し、体幹を一直線に保ちましょう。お腹に力を入れて行うことが重要です。慣れてきたら、時間を延ばしたり、足を片方ずつ上げたりすることで負荷を高めることができます。
  2. サイドプランク:横向きに寝て、片方の肘と足で体を支える。体幹を一直線に保ち、お腹に力を入れて行いましょう。左右交互に30秒~60秒を3セット行います。肩が床に近づかないように注意しましょう。
  3. バックエクステンション:うつ伏せになり、上半身と下半身を同時に持ち上げる。腰を反りすぎないように注意しましょう。10回~15回を3セット行います。背中を丸めないように、体幹を意識して行いましょう。
  4. デッドバグ:仰向けに寝て、両腕を天井方向に伸ばし、両膝を90度に曲げる。反対側の腕と脚を同時に伸ばし、ゆっくりと元に戻す。10回~15回を3セット行います。体幹を安定させ、腰が反らないように注意しましょう。

ストレッチで柔軟性を高めてパフォーマンス向上とケガ予防

ランニング前後のストレッチは、ケガ予防だけでなく、パフォーマンス向上にも繋がります。ランニング前は、動的ストレッチで筋肉を温め、柔軟性を高め、血流を促進しましょう。動的ストレッチは、反動をつけながら行うダイナミックなストレッチです。ランニング後は、静的ストレッチで筋肉の緊張をほぐし、疲労回復を促進しましょう。静的ストレッチは、筋肉を一定時間伸ばした状態をキープするスタティックなストレッチです。腸腰筋のストレッチは、股関節の柔軟性を高めるだけでなく、腰痛予防にも効果的です。また、ふくらはぎ、ハムストリングス、大腿四頭筋、臀筋など、ランニングで使用する主要な筋肉も忘れずにストレッチしましょう。

腸腰筋ストレッチ(ランニング後)

  1. 片足を大きく前に出し、後ろ足の膝を地面につける。
  2. 前の足に体重をかけ、股関節前面を伸ばす。この時、骨盤を立てるように意識すると、より効果的に腸腰筋を伸ばすことができます。
  3. 左右交互に30秒ずつ行う。深い呼吸をしながら、リラックスして行いましょう。

その他、ランニングで使用する筋肉のストレッチ方法については、後日別の記事で詳しく解説します。

フルマラソンに向けた栄養戦略:エネルギー切れを防いで最後まで走り切る!

フルマラソンを完走するためには、適切な栄養補給が不可欠です。特に重要なのは、レース前のカーボローディングとレース中のエネルギー補給です。カーボローディングは、レース前の数日間で炭水化物の摂取量を増やし、体内にグリコーゲンを蓄える方法です。グリコーゲンは、筋肉のエネルギー源となるため、レース中のスタミナ維持に役立ちます。レース中は、30分ごとにエネルギーゼリーやスポーツドリンクなどで糖質を補給しましょう。また、水分補給も忘れずに、脱水症状を防ぎましょう。

具体的な栄養戦略については、個々のランナーの体力やレースペースによって異なってきます。専門家による栄養指導を受けることをおすすめします。

レースペース配分:戦略的なペース配分で自己ベスト更新!

フルマラソンでは、適切なペース配分が非常に重要です。最初のうちは余裕を持って走り、体力を温存しましょう。そして、中盤から徐々にペースを上げていくのが理想的です。自分の目標タイムに合わせて、事前にペース配分を計画しておきましょう。また、コースのアップダウンや気象条件なども考慮して、ペース配分を調整することも大切です。

メンタルトレーニング:強い心で壁を乗り越える!

フルマラソンは、肉体的なトレーニングだけでなく、メンタルトレーニングも重要です。「必ず完走する!」という強い意志を持つことが、壁を乗り越える力となります。また、目標を明確化し、レース中のイメージトレーニングを行うことも効果的です。さらに、ポジティブセルフコーチングを身につけることで、ネガティブな思考に陥りにくくなり、レース中の精神的な安定に繋がります。

カラダの説明書でのサポート:あなたのフルマラソン完走を全力でサポート!

大阪市城東区緑橋にあるカラダの説明書では、ランナーの皆さんを全力でサポートさせていただきます。マンツーマンでのパーソナルトレーニングはもちろん、ランニングフォーム改善のための個別指導、ストレッチやマッサージなどのケアも提供しています。経験豊富なトレーナーが、あなたの目標達成をサポートしますので、お気軽にご相談ください。腸腰筋トレーニング、体幹トレーニング、ストレッチ、ランニングフォーム改善、栄養指導、メンタルトレーニングなど、フルマラソン完走に必要なサポートをさせていただきます。

この記事が、フルマラソンを目指すランナーの皆さんのお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
奥村将
奥村将
鍼灸師・柔道整復師
プロ野球選手の個人トレーナーを務め、整形外科、フィットネスジムでの経験を活かし施術を行います。 現在はカラダの説明書で施術を行う傍ら、野球塾Amazingでの野球指導を行い、個人競技としては100kmウルトラマラソンの大会に向けて練習を積んでます。
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